映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』プレミアイベントが5日に東京・豊洲PITで行われ、綾野剛、[Alexandros]が登場した。

  • 左から白井眞輝、川上洋平、綾野剛、磯部寛之

    左から白井眞輝、川上洋平、綾野剛、磯部寛之

同作は人気作家・中山七里のサスペンス小説・犬養隼人シリーズの同名小説実写化作。ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デスに対し、警視庁捜査一課のNo.1コンビ・犬養(綾野)と高千穂(北川景子)は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守ってしまう。

無観客イベントながらリモートでファンともつながり、「剛ちゃ〜ん!」という声に綾野は「 「これはアツいですね! 声が聞こえるって!」と喜ぶ。さらにロックバンド・[Alexandros]が主題歌「Beast」を生演奏し、綾野は「最高でしたね。正面から見たかったな〜! ライブハウスでライブを体感するなんてなかなかなかったので」と興奮して感想を伝える。

メンバーと綾野は交流があり、磯部寛之は「剛ちゃんにやっと会えたなと思います。本当に優しい人で、なかなかごはんを食べにいけない時期が続いてたんですけど、こういう形で会えて……」と喜ぶ。綾野も「なんか照れるね。久々に3人に会うと照れる」と再会を喜びあいながら照れ笑いを浮かべた。

リモートでつながっているファンからは、予告でも印象的な北川からのビンタについての質問も。綾野は「北川さんは実際に当てるのは困ってらして、『綾野さんの顔は叩けません』と。 監督も僕も『ぜひ大丈夫です』という話をして、(北川が)『そんなそんな、私にはとても。でも本番なので、一発で決めるつもりで頑張ります』と言ってたら、想像以上のビンタが飛んできて、全く見えなかった、速すぎて」と撮影を振り返る。

綾野はさらに「そのシーンが、実は2人の大きなきっかけをつくるんですよ。大事なシーンだったので、北川さんが一切手を抜かずに思いっきりビンタしてくれたことによって目が冴える。すごく大事なシーンだったので、改めて感謝してますね。ちょっとフラフラしたくらい入ったので」と説明。「感覚的に、絶対に変なとこにいかないなとわかってたんですよ。でも身体能力が高いので、確実に顎に入ったという。そして膝が落ちる、みたいな。さすがでした」と感服していた。