東武鉄道と東武カードビジネスは、東武カード会員を対象としていた東武グループポイントサービスを見直し、11月1日からスマートフォンアプリも活用した新たなポイントサービス「TOBU POINT」を開始すると発表した。
従来の東武グループポイントサービスでは、東武カード決済でのみポイントが付与されたが、新たな「TOBU POINT」は東武カード決済に加え、「TOBU POINTアプリ」提示での現金決済や、事前登録した「PASMO」決済でもポイントを獲得できる。貯まったポイントを使用する際も、従来は1,000ポイントを1,000円お買物券に交換した上で利用していたが、「TOBU POINT」では1ポイント(1円)単位から使えるようになる。
アプリ限定のクーポンやキャンペーン情報も配信するほか、「TOBU POINT」加盟店での利用金額に応じた会員ランクを新たに設定し、ランクに応じた特典を用意するなど、サービスを拡充する。
「TOBU POINTアプリ」は11月1日にリリース予定。iOS 10.0以上、またはAndroid5.0以上のスマートフォンに対応する。サービス開始を記念し、1カ月以内にアプリをダウンロードしてエントリーを済ませると、東京スカイツリー天望デッキ入場引換券(2,500組5,000名)、または東武ワールドスクウェア入園券(500組1,000名)が抽選で当たる。
新サービス開始にともない、東武カードポイントターミナルは10月31日で利用停止となるが、お買物券は券面記載の有効期限まで従来通り使える。東武カードをすでに持っている場合は、11月1日時点で保有している東武グループポイントがそのまま「TOBU POINT」に引き継がれる。