女優・竹内結子さんが先月27日に亡くなったことを受け、タレントのSHELLYが4日、フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、報道の在り方について私見を述べた。
竹内さんの所属事務所・スターダストプロモーションは先月30日、公式サイトを通じ、家族葬が執り行われたことを報告すると共に、マスコミに向けて、「現在一部のマスコミによる自宅周辺や実家、親戚などへの行き過ぎた取材行為により、家族や近隣の方々の生活やプライバシーが害されて負担となっております。家族には幼い子供もおりますので、心痛な思いにご配慮をいただき過度な取材行為や憶測による中傷記事掲載などはご遠慮頂き、温かく見守ってくださることをひとえにお願い申し上げます」と呼び掛けていた。
司会の東野幸治が「報道の仕方。家の前に集まったりすることも問題になってます」と話題を振ると、SHELLYは「すごいショックでした。ガッカリしました」と吐露。「80年代とか90年代のバブル時期の報道を見ているような」と印象を語り、「『えっ? まだこんなことするの?』という実態にものすごくガッカリしました」と胸の内を明かした。
さらに、「家の前に行って何を撮りたいの? その入口を撮って何になるの? ただただ、ご家族の個人情報を出して誰も得しない。それを知って見られた人も『見られてよかった』とも思わない。本当にただただみんなが、『ちょっとでも多く、ちょっとでも新しい情報を』みたいな」と指摘。
「何のためにやっているのかというのをみんな考えてないの?と思って、本当にショックでした。これを誰が求めているんだろう」と投げかけ、「今回だけじゃなくて。本当に残念なことに、こういうようなことが続いてしまったので」と切実な思いであることも伝えていた。
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