女優の上野樹里が主演するフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(11月2日スタート、毎週月曜21:00~)の主題歌が、第1シーズンに続きシンガーソングライター・折坂悠太の「朝顔」に決定した。
「朝顔」は、ピアノの伴奏から始まり、折坂のぽつりぽつりと語りかけるような歌い出しから、ストリングスの演奏が加わって、ゆるやかに感情の起伏を駆け上がっていくようなダイナミックなサビのメロディーが印象的。特に、何度も繰り返し「願う」と歌われるサビは、ドラマのエンディングにこの曲を聴いて晴れやかな気持ちになってもらいたいという折坂の願いが込められており、出演者の芝居と一体となって物語を盛り上げた。
折坂は「またこのドラマに関わることができてうれしいです。万木家の物語が、歌に込めた願いが、新しい日々の始まりに灯をともしますように」と思いを語った。
また、イラストレーターの長場雄も第1シーズンに続き、ドラマの台本のためだけにイラストを描き下ろした。長場は、3パターンも描き下ろし、そのうちの1つで、桜が舞う中、家族写真を撮る万木家の4人のイラストが、1話からの台本の表紙に印刷された。残り2パターンのイラストは、今後、物語が大きく変化するタイミングで使用される予定だ。
長場は「はじめにお声がけいただいたときはまだ新型コロナウイルスが世を騒がせる前でした。第1シーズンに引き続き、今回も家族の距離というものを意識しましたが、このような状況を通して、人と人との距離の意味がまた変わってきているように思います。近くにいること、遠くにいること、それが精神的であったり身体的であったり、一概にどちらが良いとは言えませんが、コロナの状況が重なって、距離というものを改めて考えるきっかけになったように思います。いずれにせよ、今はこうしてみなさんが集まってドラマを放映できるようになったことがただうれしいです」と話している。