クレディアは10月1日、「散骨」に関する調査結果を発表した。調査は9月23日~24日、30代~60代の男女1,119名を対象にインターネットで行われた。

  • 行なった散骨の種類と理由

    行なった散骨の種類と理由

調査によると、自分や親族、ペットの「散骨を検討したことがある」という人は75.2%。うち、80.6%の人が実際に散骨を行ったという。

そこで、行った散骨の種類を教えてもらったところ、「海洋散骨」(41.5%)が最も多く、次いで「樹木葬」(28.8%)、「山林散骨」(25.4%)と続いた。

また、散骨を行った理由を尋ねたところ、「ペットの供養がしたかったから」(48.8%)が半数近くを占め、次いで「故人の希望だったから」(32.3%)、「墓地を取得するのが難しかったから」(10.4%)、「お墓参りに行けないから」(9.6%)という結果に。

さらに、散骨を行って良かったことを聞くと、「気持ちが晴れた」(36.0%)、「故人の思い入れのあった場所に連れていけた」(30.4%)、「悲しみを引きずらずに済んだ」(28.1%)、「墓地を維持管理する必要がなくなった」(19.2%)が上位に並んだ。

  • 「海洋散骨」と「山林散骨」ではどちらが良いと思いますか?

    「海洋散骨」と「山林散骨」ではどちらが良いと思いますか?

最後に、「海洋散骨」と「山林散骨」ではどちらが良いと思うか聞いたところ、「海洋散骨」が64.2%、「山林散骨」が35.8%という結果に。

それぞれの良さを聞くと、「海洋散骨」は、「海は地球の母のような存在」「何処へでも行けるから」「広大な場所でもあるから、故人をいつでも思い手を合わせる事が出来る」といった声が。

一方「山林散骨」については、「そこに埋まっていると実感できるので、会いたいときに会いに行ける感じがするから」「大地に還ることのほうが自然に思えるから」「身近にいるような気がするから」といった声が寄せられた。