子供ユニット・Foorinの新津ちせ、池下リリコ、俳優の井浦新が1日、都内で行われた映画『ウルフウォーカー』(10月30日公開)の公開アフレコ&合同取材に出席した。
アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」最新作となる本作は、中世からアイルランド・キルケニーで伝えられてきた伝説で、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”を題材にした物語。
ハンター見習いの少女ロビンの吹き替えを新津、“ウルフウォーカー”の少女メーヴを池下、ロビンの父でウルフハンターのビルを井浦が担当。この日は、ロビンとメーヴ、ロビンとビルのシーンのアフレコを報道陣の前で披露した。
新津は「リリコちゃんとは同じ劇団なので3歳頃から一緒にレッスンを受けたりしていてもともと仲良くて、今も仲良しなので、共演できるって聞いたときはうれしかったです。リリコちゃんの声のお芝居は迫力があって大好きです。声の仲良さも見ていただけたらうれしいです」と池下との共演を喜び、池下も「ちせとは前からすごく仲良くて、アフレコをしているときも隣にいるだけで安心して、ロビンと演じるところもすごく楽しかったです」と笑顔で話した。
井浦は「初めてお二人のそれぞれの役の声を聞かせてもらったんですけど、自分が恥ずかしくなるくらい満点」と2人のアフレコを絶賛。「『ウルフウォーカー』の世界の中に僕はまだ立ってないんじゃないかという不安とか、その世界の中に生きるために何をつめていったらいいのかという段階なんですけど、お二人は『ウルフウォーカー』の世界に生きていたので本当に素晴らしいなと思いました」と語った。
また、新津は「いつもテレビとかたくさん出ている井浦さんと親子役というので、聞いたときはうれしさと喜びと、一緒に会えるんだという楽しさがこみあげてきました。お会いしてみたらすごく優しくてうれしかったです」と父役の井浦との共演も喜び、井浦は「ありがとうございました」と照れ笑い。
そして井浦は「すごいなと思いました。アフレコは、声でその世界の中に生きなければいけない。技術的にも心の構え的にも違うと感じている。それをなんなくやってのけている姿を見てすごいなと思いました」と改めて称賛していた。