日本取引所グループは10月1日、相場情報の配信における障害により、東京証券取引所における全銘柄の売買を停止したと発表した。注文の受付も中断しており、記事制作現在、復旧の目処は立っていない。

10月1日19:30更新
東京証券取引所は「現状、市場再開に向けて問題なく対応を進めており、明日(10月2日)の東京証券取引所における立会内取引及びToSTNeT取引については通常通り売買を行う予定です」として、明日以降サービスを復旧し、通常営業を行うと発表した。

10月1日13:00更新
東京証券取引所における、全銘柄の売買を終日停止すると発表した。復旧については未定で、明日(10月2日)以降の取引については改めて周知が行われるとのこと。

  • 東京証券取引所、システム障害で売買中止

相場情報配信システムにトラブルが発生しており、売買ができなくなっている。NHKの報道では東京証券取引所の他、名古屋や福岡、札幌でも取引が停止しているとのこと。同取引所にシステムを開発、納入している富士通は日本経済新聞の取材に対し「東証と共同で現在状況を確認している」と述べている。

東京証券取引所では、ToSTNeT取引についても中断中。大阪取引所では通常通り売買が行われている。