10月は神無月(かんなづき)とも呼ばれます。理由は諸説ありますが、「日本中におられる八百万の神さまが出雲大社に集まり、話し合いをされる月」となり、各地から神さまがいなくなってしまうということから、この名前が付けられたとされます。

  • 2020年10月の運気と開運行動をチェック!

    2020年10月の運気と開運行動をチェック!

一方、たくさんの神さまが集まる場所とされる出雲(いずも)の地では、神在月(かみありつき)と呼ばれています。神さまの会議「神謀り(かむばかり)」では、縁結びに多くの関心が寄せられるといわれます。その他には、天候や農作物、医療なども議題に上がるとされます。それでは、今回は2020年10月の開運行動をご紹介します。

10月は、金のエネルギーが動く金運アップの大チャンス

本格的に秋のシーズンが到来します。春に田植えをした苗が、夏の「陽の気」を蓄えてスクスクと育ち、たわわに実った稲を刈り取る季節が秋です。この時期は、秋の恵みに感謝する収穫祭が各地で行われます。ハロウィンもその一つです。

金のエネルギーが集まる秋は、今までの働きが実となり「収穫=収入」が期待できる季節となります。大きな金運が訪れますので、幸運を逃がさぬようチャンスを掴みましょう。

今すぐやりたいGOODな開運行動

ワクワクする気持ちを忘れずに。何事も楽しみながら行うことで、金運に恵まれます。ラッキーな運を大きく取りこめるよう積極的に行動しましょう。

2020年10月1日は中秋の名月、十五夜です。しっかりと月のパワーを取りこんでください。また、10月29日の十三夜も忘れずにお月見を楽しみましょう。財力が育つ秋は財布を購入がおススメです。財布を買い替えて金運アップを図るものGOOD。

最近、ツキがないと感じている方は、変化運が巡るハロウィンを思いっきり楽しんで。いつもと違う行動をすることで、運気も逆転します。

やってはいけないNGな悪運行動

10月20日から秋の土用が始まります。土用明けとなる11月6日までは、土を司る土公神(どくしん・どこうしん)という神さまがお守りになってくださるため、土のエネルギーが盛んになります。土公神は、竃神(かまどかみ)とも呼ばれ、神無月となっても出雲には出向かずに守護くださる数少ない神さまです。

土をいじると災いがおこる心配があり、良くないとされています。ガーデニング、引っ越しなど土をさわることに加え、結婚、開業など新しいことを始めるのも控えたほうがいいとされています。

土用には土用殺といって、出かけると凶となる方角があります。秋の土用は、北西が土用殺となります。北西に出かける場合は、細心の注意を払いましょう。

どうしてもという時には、10月21日・23日・31日に作業を行いましょう。この日は間日(まび)といわれ、土公神が天上へ向かうため、問題がないとされています。

土用は、あまり働き過ぎないよう体を休める期間を設けるためだったともいわれています。季節の変わり目となり、夏に溜まった疲れが出やすい時です。体をいたわり健康に注意しましょう。

いかがでしょうか。なお、旧暦にて行われるため出雲大社での神さま会議は、10月ではなく、11月に行われます。深まる秋を楽しみましょう。