◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
性教育専門助産師:山内 さくら
赤ちゃんが好きすぎて助産師になり21年。
助産師として約400件の分娩介助や8000人以上の家族と関わるなか、多くの望まぬ妊娠や中絶、虐待等を目の当たりにし、性教育の必要性を痛感する。
イギリスにてアロマセラピー(IFPA)、リフレクソロジー(ITEC)、Bachフラワーレメディー等の資格を取得し、セラピストやクリニックでの通訳、ベビーシッターとして働きながら7年滞在。
帰国後、4人の子どもを育てながら現在は中学校での「いのちの授業」や、お母さん向けの性教育講座、講演会講師としても活動。
「すべての赤ちゃんが愛されて生まれてきますように」そんな想いを込めて、壱岐島(長崎)を拠点に全国で活動中。
西松屋やアカチャンホンポなどのベビー用品店から、アニエスベーやケイトスペードなどのファッションブランドまで、さまざまなブランドで取り扱っている赤ちゃん用よだれかけ(ベビースタイ)。この記事では、助産師に取材のもとよだれかけの選び方とおすすめ商品を紹介します。
スタイやビブとも呼ばれる
よだれかけは必要か? いつからいつまで使う?
よだれかけは「スタイ」や「ビブ」ともいわれています。スタイとは和製英語、ビブとは英語ですがどれも同じよだれかけのこと。いつから必要かについては、赤ちゃんによってよだれの量は異なるので、その子に合わせるのが一番。一般的には、首がすわってくる生後3カ月ごろになるとよだれの量が増えます。新生児期はまだよだれはありませんが、ミルクの吐き戻し対策によだれかけを使う人もいますよ。
よだれかけがいつまで必要かは個人差がありますが、だいたい2歳くらいになるとよだれの量も落ちついてきます。何歳までという決まりはないので、同じ歳の子がよだれかけを卒業していても、あせらず柔軟に対応してあげてくださいね。
出産祝いのプレゼントにも人気!
よだれかけの選び方
よだれかけにはいろいろな形やサイズ、素材があります。月齢によっても変わってくるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
使い方にあわせて形を選ぶ
よだれかけにはいろいろな形がありますが、大きく分けると「U型」「丸型」「バンダナ型」の3つのタイプに分かれます。それぞれの用途に合わせて選びましょう。
「U型」は離乳食期に活躍
定番のU型は首の下から胸元まで広くカバーしてくれるので、よだれの多い赤ちゃんや離乳食期に活躍してくれる形です。赤ちゃんの口元も拭きやすいのでタオル代わりにも使えて便利ですよ。
身体に沿うような作りではないので、それほど動きが激しくない赤ちゃんに向いています。後ろで留めることができるタイプを選べば、赤ちゃんの邪魔になりにくく、より安心です。
「丸形」は360度使えて便利!
赤ちゃんの顔がどんな方向に向いてもよだれをキャッチしてくれるのが丸型の円形のタイプ。活発に動き出す赤ちゃんにピッタリで、ハイハイしても足で引っ掛けたりしないので安心です。
ケープのようにも見えておしゃれなデザインも豊富。よだれかけに見えないのでお出かけするときに使うのもいいですね。
スタイリッシュな「バンダナ型」はよだれが多い子に
バンダナ型は見た目は小さいですが、ドレープ上になっているため、よだれが多いお子さまにピッタリなタイプです。見た目もスタイリッシュでファッションのアクセントにもなるので、ボーイッシュな服装のときに合わせやすいですよ。
遊んでいても邪魔にならないのはうれしいポイントです。
首周りにあうサイズを選ぶ
よだれかけで重要なのが首まわりのサイズです。大きすぎても小さすぎても赤ちゃんにとっては危険なので、しっかりと測ってちょうどいいサイズを選びましょう。また、ハイハイができるようになって頻繁に動くようになると首まわりが細くなります。低月齢で使っていたよだれかけも再度使えるかもしれませんね。
スナップボタンなど段階調整できるものも多いので、成長段階に合わせて選ぶといいでしょう。サイズ選びの際は大人の指が1本入るくらいゆとりがあるといいですよ。
月齢にあわせて素材をチェック
よだれかけにはいろいろな素材があります。直接肌に触れやすいので、安心して使える素材を選びたいですね。よだれかけの素材は月齢によっても変わってきます。肌にやさしいものや機能的なものなど、使い分けるとより快適です。
【新生児期~3カ月ごろ】肌へのやさしさを重視
新生児期から3カ月ごろまではまだ寝返りもできず、顔にかかったよだれかけを払うこともできないので、安全面から基本的によだれかけは不要です。そのため新生児期に使うよだれかけは、オシャレとしてお出かけなどのときに使用するのがおすすめ。寝ているときは外しておくのが安全です。
そのうえで選ぶ際は、赤ちゃんの肌にもやさしい素材がいいでしょう。ガーゼやタオルなどはかぶれにくく、安心して使えます。肌がデリケートな赤ちゃんにはオーガニックコットンを選ぶといいでしょう。
【4~5カ月ごろ】よだれにしっかり対応できる大きさ&厚手のものを
4~5カ月ごろは、よだれが多くなる時期です。また赤ちゃんによっては歯が生えはじめるので、厚手のコットン素材など吸収性にすぐれた素材を選びましょう。U型は胸元をしっかりカバーする大きさもあり、すぐに口元も拭けるもの。「よだれかぶれ」が心配な方にも便利です。
よだれの量も赤ちゃんによって違いますが、1日で何回か取り換えることを考えると5〜10枚あると安心して使えますね。
【6カ月以降】離乳食にも対応できる防水タイプを取り入れて
6カ月をすぎると離乳食がはじまるので、食べこぼし対策として防水用のよだれかけが便利です。裾がポケットのようになっているかたちで、ビニール素材やシリコン素材のエプロンタイプなら、食べこぼしたものをキャッチしてくれます。
外出することも増えてくるので、食べるとき用と普段使い用とで別のものを持つのもいいでしょう。食事用スタイのなかには、使い捨てタイプもあるので汚れたスタイを持ち帰りたくないときにも便利。まだまだよだれが多い子は、コットンなどのやさしい素材のよだれかけをこまめに取り替えるといいですよ。
安全に使えるシンプルデザインがおすすめ
赤ちゃんの使うものなので、安全で安心なことが大事です。あまり凝ったデザインや装飾だと赤ちゃんがかゆがることや、引っ張って装飾が取れてしまうこともあります。またカラフルすぎるものは、舐めてしまうこともあるでしょう。
そのため、よだれかけはできるだけシンプルなものや、ボタンや装飾のないものがおすすめ。レースや装飾がついている場合は、購入する前に顔にレースが当たらないか、装飾は引っ張って舐めても大丈夫なものかなどよく確かめておくことが必要です。
「留め具」の種類から選ぶ
よだれかけの留め具にはリボン、スナップボタン、面ファスナー(マジックテープ)などがあります。月齢や使うシーンに合わせて留め具のタイプも選ぶようにしましょう。
リボンは調整がしやすいのがメリットですが、ジッとしてられない月齢になると面ファスナーの方が便利です。ただし面ファスナーは、チクチクしてしまうことや肌が弱い子はかぶれてしまうこともあるので注意してください。スナップボタンは、とめやすく2段階調整できるタイプもあるので成長に合わせて使えて便利。ですが、金属の場合は肌が反応する場合もあるので注意が必要です。
食洗機や洗濯機で洗えるものが便利
よだれかけは1日に何回も交換するものなので、洗い方がラクなものがいいですよね。ガーゼのように薄い生地、速乾性のある素材は乾きやすいので便利。丈夫な綿100%なら、お洗濯の回数が多くなっても安心です。
また、シリコン素材のものなら丸洗いOKのものや食洗機対応のものも豊富です。気軽にお手入れできる素材のものを選んで、赤ちゃんの身のまわりはいつも清潔に保ちたいですね。
プレゼントなら人気ブランドもチェック!
出産祝いの定番プレゼントとしても人気のよだれかけ。ギフト用に探している人は、人気ブランドから選ぶのもひとつの方法です。おしゃれなデザインが魅力的なniva(ニヴァ)やMARLMARL(マールマール)、10mois(ディモワ)などが人気。アニエスベーやケイトスペード、エルメスなどのハイブランドからも展開されています。
よだれかけは男の子も女の子も使える可愛いデザインが多いので、子供の性別を聞いていない場合も選びやすいですよ。子供の名前が決まっていて、教えてもらったあとに用意する場合は、名前入りのスタイもおすすめです。なかには、複数枚のよだれかけが入ったギフトセットもあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)