俳優の東山紀之がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『刑事7人』シーズン6のクランクアップを迎えた。最終回は、きょう30日(21:00~22:09)に放送される。

  • 東山紀之 -テレビ朝日提供

最後の撮影を終えた東山は「『撮影ができる』のは当たり前のことではなく、特別なことなんだ、と出演者・スタッフみんなが実感しました。そういう意味でも、今年は1番記憶に残るシーズンになると思います。今年も皆さんに観てもらうことができてよかったです」と新型コロナウイルスの影響で撮影が延期になるなど、厳しい状況のなかで完走できたことの感謝の思いを語った。

最終回の放送日となる30日が、東山の54歳の誕生日であることについては、「僕、『サザエさん』の磯野波平さんと同じ歳になるんですよ。こう言うとわかりやすいでしょ(笑)?」と笑顔。

そして、「誕生日当日は、間違いなく仕事をしています(笑)。でも、それが僕にとっては1番幸せなこと。ずっと続けていられるのは、いろいろな方の頑張りのおかげだし…普通だと思っていたことが特別なことだと気づかされた年でもあるので、あらためて『普通』ってすごく幸せなんだなぁ、と感じています」と述べた。

また、「この前、水谷豊さんとお話させていただく機会があったんですが、『相棒』はもう20周年なんですよね。あらためて『継続させる』のは、とても大変なことなんだなと感じました。また、『科捜研の女』も21年目と聞きました」という東山。

「『刑事7人』も6年、これもかなりすごいことだと思うんですが、継続していくことが観てくださる方の信頼につながっている気がするので、僕も正しく生きて長く続けられるよう、これからも頑張っていこうと思います」と意欲を見せた。