窓掃除や浴室掃除に便利なケルヒャーの窓用バキュームクリーナーをご存じですか? 水滴を吸い取りながら掃除するアイテムです。充電式で車の窓掃除にも使えます。10月1日に発売となる新製品を、ケルヒャーのオンラインセミナーからお届けします。

  • ケルヒャーの窓用バキュームクリーナー「WV 1 LR」

ケルヒャーが窓用バキュームクリーナーを日本で発売したのは2009年。最初は本体カラーが黄色のものだけでしたが、白色のモデルも発売しました。2019年には業務用のWVP 10を発売。ハンバーガーショップ、ファミリーレストラン、病院など、大きい窓を持つ事業所で使用されているそうです。

  • 窓用バキュームクリーナーは2009年に日本で販売を開始しました

2020年10月1日発売の新製品は、「WV 1 プラス LR」と「WV 1 プレミアム LR」の2製品。直営店での販売価格(税別)は、WV 1 プラス LRが6,980円、WV 1 プレミアム LRが8,980円です。

前者のWV 1 プラス LRは、窓用バキュームクリーナー本体のほか、充電アダプター、スプレーボトル(ワイプパッド付)、窓用バキュームクリーナー専用洗浄剤(20mL)が付属します。

一方のWV 1 プレミアム LRは、窓用バキュームクリーナー本体のほか、充電アダプター、スプレーボトル(ワイプパッド付)、窓用バキュームクリーナー専用洗浄剤(20mL×4個)、マイクロファイバー製ワイプパッド×1枚が付属。家電量販店の取り扱い製品です。

  • WV 1 プラス LR

  • WV 1 プレミアム LR

新製品はユーザーの声を反映した改良ポイントが3つあります。

1つめは、従来20分だった稼働時間を25分に、充電時間は従来品が90分だったのに対し100分になりました。充電時間は長くなりましたが、今までよりも5分間、稼働時間がのびたというわけです。本体サイズは長さ130×幅250×高さ275mm、重さは500gとなっています。

2つめは、付属のワイプパッドが取り付けやすくなりました。ワイプパッドはマイクロファイバー製のパッドで、窓やガラスに散布した洗浄剤を塗りひろげ、汚れを拭き取るときに使います。

「現行機種はワイプパッドの両端がゴムになっていたため、少し取り外しが面倒な部分がありました。今回、新たに面ファスナーを採用し、簡単に取り付けられるように変更しました」と、ケルヒャージャパンの家庭用製品営業本部 部長 大前勝己氏は説明します。

  • マイクロファイバー製のワイプパッド付きスプレーボトル

  • 新製品の改良ポイント

3つめの改良ポイントはスプレーボトルの形状が変わったこと。「スプレーボトルは、今までテーブルの上やフローリングに置いたときに倒れるといった問題がありましたが、倒れにくい形状に変更しました」と大前氏。

さて、窓用バキュームクリーナーは年末の窓掃除にして使われることが多いそうですが、日常でも浴室の水滴取りや、結露の吸い取りに使えます。

  • バキューム機能で結露などの水を吸い取ります

「別売りの延長ポールを使えば、高い窓の掃除も可能です。ポールは伸縮性で、最長1.5メートルまでのばせます」(大前氏)。窓用延長ポールは6,578円(税込)です。

  • 窓以外にも、ガラスのテーブル、浴室などでも活躍します。もちろん車の窓にも!

結露に悩まされたアパート暮らしのときにほしかった。

窓掃除はもちろん、結露や浴槽の水滴取りにも使えると聞き、「賃貸アパートで結露に悩まされた学生時代にほしかった……」と頭をよぎりました。冬の朝、起きるとすぐにタオルで結露を拭くところから一日が始まったものです。あのころ窓用バキュームクリーナーがあれば朝の時間に余裕があったのに。

また、浴室の水滴や結露などは、そのままにしておくとカビや劣化の原因にもなります。ファミリー世帯はもちろんですが、ひとり暮らしの学生や社会人にとっても、あると便利なアイテムではないでしょうか。