新鮮な肉や野菜を美味しいだしやたれで食べることができ、季節を問わず人気の「しゃぶしゃぶ温野菜」(以下・温野菜)。いよいよ鍋の季節を迎えて、温野菜の本領発揮ということで、2020年9月24日より新メニュー「極み鴨だしの鴨しゃぶ食べ放題」が登場。メディア向け試食会が行われたので、ひと足お先に舌鼓を打ってきた!
秋の恒例メニュー「鴨しゃぶ」がリニューアル
2010年に初めて販売して以降、毎年秋限定メニューとして「鴨しゃぶ」を販売してきた温野菜。鴨肉は、ビタミンが豊富で、疲労回復効果が望めると言われていることもあり、夏場に蓄積した疲労を回復するにはもってこいの食材なんだとか。
温野菜ファンにとっては待望の「鴨しゃぶ」の季節が到来というわけだが、今年は文字通りひと味もふた味も違う。鴨だし・クワトロチーズソース・煮干し醤油だれで三度楽しめる「極み鴨だしの鴨しゃぶ食べ放題」(一人:税別3,680円)となっているのだ。
温野菜は今年で20周年という節目でもあり、ファンのみならず、これまで鴨しゃぶを食べる機会がなかった人たちにもその味を知ってほしいという思いから、チーズ、煮干し醤油を加えることで新しい食べ方を提案しているという。また、メニュー表も専用の雑誌のような大きさのものを作り、「KAMO’s New Style」として、大人が好む食材のイメージがある鴨の新しい食べ方を若い世代にもアピールしているなど、かなり気合が入った新メニューとなっている。
さっぱりだけど濃厚! 鴨肉のうま味がしみる
では早速、いただきます。まずは、白醤油ベースで鴨の旨みが濃縮された「極み鴨だし」で鴨をしゃぶしゃぶするオーソドックスなスタイルを。一番最初に鴨つみれをだしに入れることで、鴨の旨味が溶け出してより美味しいだしになるという。このだしが、ほんと~に、美味い。ファンが多いのも頷ける極みとしか言いようのない味だ。
そこに鴨肉を入れてしゃぶしゃぶ。洒落ねぎも同時にしゃぶしゃぶして、一緒に食べてみると……美味い! だしをくぐらせた鴨肉の旨味、新鮮なねぎも相まって絶品だ。これこれ、これこそ温野菜の鴨しゃぶですよ。つみれもふわふわでしつこくなくて、さっぱりだけど鴨肉の旨味が濃厚。鍋の中に入れておいてもつみれが硬くならないのは、100%の鴨肉で、もも肉を多めに使っているからなんだとか。
濃厚なチーズソースで締めはリゾットに!
これだけでも十分すぎるほど美味いのでなかなかチーズまでたどり着けないのだが、このチーズソースも相当なこだわりよう。商品開発者によると、4種類のチーズを組み合わせたクワトロチーズソースの味の決め手はブルーチーズ。コクがあり癖のあるブルーチーズを隠し味程度に入れることで、一段上の仕上がりで鴨の味を邪魔しないようにしている。そこにパルメザンチーズ、チェダーチーズなどを配合することで、より複雑で深みのあるチーズにしたという。豆乳だしでしゃぶしゃぶした鴨肉にチーズソースをたっぷりかけて食べてみると、すごく合う! 和の味わいから濃厚な洋の味わいへと変化して新鮮な食べ心地になる。レタスや水菜と合わせてみるとより美味しい。また、鴨肉だけでなく豚肉、牛肉とも相性〇。特に豚肉がマッチしていた。なお、チーズソースはおかわり自由。
続いて、魚の旨みを凝縮した「煮干し醤油だれ」をつけてみる。煮干し醤油だれは、鴨に合うたれを考えて40回ほど試行錯誤していたときに煮干しラーメンを食べみたところ、動物性の油や旨味と魚介系の旨味のWスープがやみつきになることにヒントを得て、鴨肉の旨味と煮干し醤油は絶対合うと思いつき、開発に至ったのだとか。洒落ねぎ、味えのきを肉で巻いてたっぷりとたれにつけて食べると、魚介の旨味が凝縮された味ながら、意外なほどにあっさりと食べられた。
「極み鴨だし」とチーズソース、煮干し醤油だれで食べる肉、野菜のあまりに美味しさに無我夢中で食べていたのだが、最後にはなんと煮干し醤油だれを使った「煮干し醤油つけめん」と「究極のチーズリゾット」でシメ。これがまた個性的で美味しくて、いつまでも食べていられるのだった。いつもながら大満足な温野菜の新メニューだが、「極み鴨だしの鴨しゃぶ食べ放題」はこれまで以上に超おすすめ。9月24日(木)~11月18日(水)まで、ゆっくりたっぷり外食で秋の味覚を楽しんでほしい。
●information
しゃぶしゃぶ温野菜
「極み鴨だしの鴨しゃぶ食べ放題」
販売期間:2020年9月24日~2020年11月18日
価格:お1人様3,680円(税別)
販売店舗:全国のしゃぶしゃぶ温野菜
※“一人に一鍋”定食実施店舗(西条店、長束店、庚午店)他、一部店舗は除く