JR九州は、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」が10月15日に運行開始7周年を迎えることを記念し、10月13~16日の4日間、九州7県を結ぶ特別ルートで「ななつ星 in 九州」を運行する。
特別ルートは、1日目が博多駅から早岐駅、長崎駅を経て鳥栖駅へ、2日目が鳥栖駅から熊本駅、阿蘇駅を経由して大分駅へ、3日目が大分駅から鹿児島中央駅へ、4日目が鹿児島中央駅から小倉駅、門司港駅を経由して博多駅へ向かう。1日目の博多駅発車時刻は11時15分で、これに先立ち同駅6番のりばで出発式を行う。各区間では、これまでの沿線での「おもてなし」に感謝を込めて地域の人々に乗車してもらい、車窓風景とともに「ななつ星 in 九州」でのひとときを楽しんでもらうという。
この特別運行に合わせ、沿線で見送りをする市町村や団体も募集しており、その様子を車内から撮影する予定。撮影した映像は、地域の人々から募集した「ななつ星に対する想い」「九州の好きなところ」などを盛り込んで作る「九州×ななつ星」ソングのスペシャルムービーで使用する。
10月15~18日には、博多駅1階中央コンコース前スペースと博多口側コンコース内大型ビジョンスペースで、「『ななつ星 in 九州』with『36ぷらす3』アニバーサリーイベント』を開催。D&S列車や「ななつ星 in 九州」のオフィシャルグッズを販売するほか、フォトスポットの設置、パネル展示などを行う。
また、10月13日から11月1日までの期間、「ななつ星 in 九州」のおもな停車駅のホームに見送りに訪れた人に向けて、水戸岡鋭治氏による7周年オリジナルデザインのしおりをクルーから手渡される。1人1枚限定で、なくなり次第終了となる。