お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、25日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『EXI怒 12人の怒れるおこ女』で、ギャラ飲み女子に疑問を投げかける場面があった。
12人の様々な怒りを抱える女性たちが、EXITに「マジ相談」するトーク番組。その中で“港区女子”が登場し、「ギャラ飲みで女性を食い物にする女に怒っています」と不満をぶちまけた。
「ギャラ飲み」とは、謝礼金をもらって参加する飲み会のこと。兼近は、「芸人なんてその場にいることめちゃくちゃあります。ギャラ飲みの会に呼ばれて」と打ち明け、「歌わされて、一枚ずつ裸にされて。偉い金持ちの人がパンツに5,000円だけ入れてくれた」「あの日を思い出す!」と苦笑した。
この日登場した“港区女子”は、斡旋している女性にピンハネされたことなど苦い経験もあったが、「ギャラ飲みはお金以外に、普段生活して出会えない方とたくさん出会える場でもあるんですよね。一流の経営者の方とか業界を牽引されている方とか。使い方によってはメリットが大きいと場だと私は思っているので」とギャラ飲みの利点も主張した。
すると兼近は、「でも、すごく俺の中で引っかかるのが……」と切り出し、「そういう一流のところで働きながらも、大学生にお金を払ってでも遊びたいと思っている人たちの話って、ためになるんですか?」と質問。「失礼になったら本当に申し訳ないけど! その人の話、全部薄く感じそうで……」と正直な思いを伝えた。
一方、「自分の身はちゃんと自分で守らないとね。もしかしたら嫌な思いをしたかもしれないし、危険な思いをするかもしれない」と相談者に優しい言葉をかけた相方・りんたろー。。放送後の反響を受けてツイッターを更新し、「おこ女さん達も盛り上げる為にだいぶ身を切ってくれた面もありけりと思われ」「感謝に尽きる」と共に番組を盛り上げた出演者らへのメッセージもつづっていた。