セイコーエプソンは9月24日、ビジネス向けインクジェットプリンターとインクジェット複合機など4モデルを発表した。全モデル10月8日より発売する。

PX-S6710T

「PX-S6710T」は、本体に大容量インクタンクを搭載するA3ノビ対応の「エコタンク搭載モデル」。直販価格は90,500円(以下、税別)。

  • A3ノビ対応のエコタンク搭載モデル「PX-S6710T」

インクシステムはC/M/Y/Kの4色構成で、耐水性に優れる「DURABrite ET」を使用。すべて顔料系インクのため、マーカーでなぞってもにじみにくい。ランニングコストはA4カラーで約2.0円/枚、A4モノクロで約0.8円/枚と低い。印刷速度は、A4カラー/モノクロともに約25ipm。ファーストプリントタイムは、A4カラー/モノクロともに約5.5秒。印刷耐久性能は20万ページに達する。

本体はコンパクトな設計で、排紙トレイは印刷サイズに合わせて印刷開始後に自動で伸長する仕様。メンテナンスボックスの交換は前面から実行でき、交換時に本体を動かす必要がなく、限られたスペースに置いての運用に向く。給紙容量も多く、カセット1に250枚、カセット2に250枚、背面MPトレイに50枚の合計550枚をセットしておける。

印刷解像度は4,800×1,200dpiで、自動両面印刷に対応。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW515×D976×H521mm(使用時)、重さは約17kg。

PX-M6011F

「PX-M6011F」は、コピー / プリンタ / スキャナ / ファックス機能を備えるA3カラーインクジェット複合機。直販価格は40,500円。

  • A3対応のカラーインクジェット複合機「PX-M6011F」

排紙トレイの伸長機能を備え、A3クラスながらデスクサイドや店舗カウンターなどの限られたスペースに設置しやすい。インクシステムはC/M/Y/Kの4色独立型のカートリッジ式で、ランニングコストはA4カラーで約8.5円/枚、A4モノクロで約2.6円/枚。印刷耐久性能は15万ページ。

印刷速度は、A4カラーが約12ipm/モノクロが約25ipm。ファーストプリントタイムは、A4カラーが約8.5秒、モノクロが約5.5秒。ADFを備え約50枚の用紙をセット可能。給紙容量はカセット1に250枚、カセット2に250枚の合計550枚となる。

印刷解像度は4,800×2,400dpiで、自動両面印刷に対応。スキャン解像度は最大9,600dpi。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW515×D976×H521mm(使用時)、重さは約20.2kg。

PX-M6010F

「PX-M6010F」は、給紙カセットが1段のモデル。直販価格は32,500円。本体サイズはW515×D976×H456mm(使用時)、重さは約17.8kg。そのほかの仕様はPX-M6011Fとほぼ共通。

  • 給紙カセットを1段とした「PX-M6010F」

PX-M730F

「PX-M730F」は、コピー / プリンタ / スキャナ / ファックス機能を備えるA4カラーインクジェット複合機。直販価格は18,000円。

  • A4カラーインクジェット複合機「PX-M730F」

排紙トレイの伸長機能は搭載しないものの、A4クラスということもありコンパクトにまとめられている。インクシステムはC/M/Y/Kの4色独立型のカートリッジ式。ランニングコストはA4カラーで約9.5円/枚、A4モノクロで約3.2円/枚。印刷耐久性能は8万ページ。

印刷速度は、A4カラーが約11ipm/モノクロが約21ipm。ファーストプリントタイムは、A4カラーが約9.3秒、モノクロが約6.3秒。ADFには約35枚の用紙をセット可能で、カセットには250枚の用紙をセットしておける。

印刷解像度は4,800×2,400dpiで、自動両面印刷に対応。スキャン解像度は最大9,600dpi。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW425×D494×H249mm(使用時)、重さは約8.9kg。