ランク王は9月24日、「たばこ税増税に伴う、たばこに関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月13日〜15日、1,000人を対象にインターネットで行われた。
まず「あなたは喫煙者ですか(紙たばこ、加熱式(iQOSなど)、水たばこ、電子たばこ(VAPEなど))」と聞いたところ、36.1%が喫煙者、21.6%が過去に喫煙者であったが現在は禁煙していると回答した。
喫煙者に吸っているたばこのタイプを質問したところ、紙たばこと回答した人が58.5%、iQOSなどの加熱式たばこが32.0%、電子たばこが9.0%という結果に。
10月1日から始まるたばこ税増税を受けて大手メーカーが各銘柄を約20〜50円値上げすることを予定。「10月からたばこ税が増税しますが、喫煙頻度を変えますか?」という質問には、喫煙者の51.2%が今まで通りタバコを吸い続けると回答。
一方で32.7%の人がこれまでより吸う頻度を減らす、16.1%が禁煙を検討すると回答していることから、値上げが喫煙者にとって与える経済的な影響が大きいことが分かった。
「過去に喫煙者だったが現在は禁煙している」と回答した人に、禁煙を始めた理由を聞いたところ、 「金銭的負担」「美容や健康への配慮」「喫煙所の減少」「子育てへの配慮」などの声が多くあがった。過去に行われたたばこ税増税を良いタイミングだと考えて禁煙を始めたという声もあった。
また、非喫煙者に喫煙者に対するイメージを聞いた質問では、74.2%がたばこに対して「マイナスな印象を抱く」、24.1%が「特に印象は変わらない」と回答した。