JR四国、宇和島自動車、伊予鉄南予バス、四万十交通の4社は、事故や災害などで長時間の運転見合わせが発生した際、鉄道と路線バスが相互に代替輸送を行う「代替輸送契約」を締結したと発表した。10月1日から運用を開始する。

  • 予土線を走る「鉄道ホビートレイン」

今回の代替輸送契約の対象線区は、JR予讃線伊予長浜~伊予大洲間と伊予鉄南予バス長浜駅前~大洲駅前間、JR予土線を含む十川~窪川間と四万十交通十川駅~窪川駅前間、JR予土線宇和島~松丸間と宇和島自動車宇和島駅前~松丸間。これらの区間で鉄道・バスの一方に長時間の運転見合わせが発生した場合、運転を継続しているもう一方の交通機関が代替輸送を行うことになる。

代替輸送が行われた場合、本来乗るはずだった交通機関のきっぷで代替輸送の交通機関に乗車できる。きっぷを持っていない場合は実際に乗った交通機関の運賃が必要となる。