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【この記事のエキスパート】
自転車ライター:浅野 真則
自転車専門誌やウェブサイトなどで活動する自転車専門のライター。
ロードバイクやサイクルパーツ、サイクルアパレル、自転車用デジタルデバイスなどのインプレッション記事、トレーニング系の記事、ロングライドの実走レポートなどを得意とする。
執筆活動の傍ら、Jエリートツアーの選手としてロードレースやタイムトライアル、ヒルクライムなど幅広いレースに参戦。
自転車版の耐久レース・エンデューロも好きでよく出場している。
自転車のチェーンは少しずつ汚れていくものですが、自転車用チェーンクリーナーを使えば、ギアが摩耗して変速しにくくなったり、駆動効率が悪くなったりして、走りに悪影響を与えることを防いでくれます。この記事では、選び方とおすすめ商品をご紹介します。
クリーナーのタイプ、付属品、容量やコストをみる
自転車用チェーンクリーナーの選び方
まずはじめに自転車用チェーンクリーナーを選ぶときのポイントをご紹介していきます。自分の自転車にぴったりのチェーンクリーナーを使ってきれいにすることで、ピカピカになって見た目がよくなりますし、なによりも乗り心地がよくなります。
それぞれのポイントに沿って解説していくので、自分の自転車にぴったりのチェーンクリーナーを選んでみましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】汚れに合わせてタイプで選ぶ
【2】付属品に注目して選ぶ
【3】容量やランニングコストで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
スプレータイプ、液状タイプ、泡タイプ
【1】汚れに合わせてタイプで選ぶ
まずはチェーンの汚れに合わせてタイプで選んでみましょう。チェーン部分の汚れ具合は自転車によって違います。
落としやすいちょっとした汚れなのか、頑固な汚れなのか、まずはどんな汚れがついているのか見てみましょう。汚れに合わせてチェーンクリーナーを選ぶことで、効率よくきれいに掃除ができます。
手軽にしっかりと汚れを落とせる
「スプレータイプ」
フィニッシュライン『チェーンディグリーザー』
お手軽に誰でもしっかりと汚れを落とせるのが「スプレータイプ」です。スプレータイプであればチェーンをつけたまま掃除ができるので、時間がなくてもすぐに汚れが落とせます。洗浄力の強いクリーナーを吹きつけることで、チェーンのこまかい部分や裏側まで素早く落とすことができます。少し時間をおいて汚れが浮いてきたら、拭き取ってチェーンオイルを注油して完了です。
ただ、チェーンクリーナーをスプレーした際、油汚れを含む噴射液がチェーン以外の部分にかからないよう注意するようにしましょう。
頑固なこびりつきには
「液状タイプ」
マックオフ『BIO DRIVETRAIN CLEANER』
頑固な汚れには「液状タイプ」が良いでしょう。チェーンを外してペットボトルのような密閉できる容器に入れて振ると、こびりついた汚れも落とせます。
ただ、チェーンを取り外さないといけないので手間がかかってしまいます。時間が必要になるので、ある程度時間があるときにやるようにしましょう。
飛び散りや垂れ落ちる心配がない
「泡タイプ」
ワコーズ(Wako's)WAKO'S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー + チェーンクリーナー セット
まわりに飛び散ったり落ちてしまう心配がないのが「泡タイプ」です。チェーン部分だけではなくボディー部分の汚れ落としにも使えます。汚れ部分に泡タイプのクリーナーをつけて拭き取るだけで、カンタンにお手入れが完了します。
拭き取った後に水洗いをする必要もないので、本当にお手軽なクリーナーです。
専用ブラシ、クリーニングマシン、フルセット商品など
【2】付属品に注目して選ぶ
付属品にも注目してみましょう。とくにはじめてチェーンクリーナーを購入する方は、付属品があった方が便利です。別途で購入する手間も省けますし、お得なのでお財布にも優しいですよ。
どのような付属品がついていたほうがお手入れがカンタンなのか説明していきます。
細かい部分のクリーニングには
「専用ブラシ」付き
フィニッシュライン『プロチェーンクリーナーキット』
チェーンは小さな部品がいくつも組み合わさってできており、隙間に汚れがこびりつくことが多いです。表面の汚れを落としても隙間に汚れが溜まっていれば、チェーンの動きはなかなかよくなりません。そんなこまかい部分まできれいに汚れを落としてくれるのが「専用ブラシ」です。
チェーンクリーナーを吹きつけてしばらく時間を置き、汚れが浮いてきたら専用ブラシでゴシゴシと汚れを削ぎ落としていきます。拭き取るだけでは落とすことのできないこまかな汚れや隙間部分もきれいにできるので、チェーンの動きもよくなりますよ。
カンタンにメンテナンスをしたいなら
「クリーニングマシン」付き
ラベン『自転車チェーンクリーナセット』
手軽にチェーンをきれいにしたい人には、「クリーニングマシン」が付属しているものが使いやすいです。
使い方はとてもカンタンで、洗浄液を入れて本体に装着し、チェーンを回転させるだけで頑固な汚れもピカピカにしてくれます。ブラシが付いた滑車のようなものが内蔵されているのが特徴。チェーンを回転させることで自動的にブラシも回転し、あっという間に汚れが落ちていきます。汚れたチェーンクリーナーの処分をするときは、新聞紙やチェーンを洗浄するときに使ったウエス(布)に染み込ませて捨てましょう。
他のパーツも磨きたい方や初心者なら
フルセット商品
エーゼット『自転車用メンテナンス6点セット』
チェーン部分だけではなく、ほかの部分も一緒にお手入れしたいなら「フルセット」が使いやすいです。ホイール・ハンドル・タイヤなどいろいろな部分に対応しているクリーナーもあり、これひとつあれば自転車丸ごときれいにお手入れができます。
クリーニングマシンなど一式セットになっているものもあるので、自転車のメンテナンスをするのがはじめての方にぴったりです。別途買い足す必要もありませんし、お得なのでお財布にも優しいですよ。
コスパのよい使い方で
【3】容量やランニングコストで選ぶ
FINISH LINE(フィニッシュライン)『Super Bike Wash(スーパー バイク ウォッシュ)』
容量や価格にも注目してみましょう。商品によって一般的な容量サイズもあれば、大容量のお得サイズもあります。定期的にメンテナンスがしたいのであれば、大容量サイズのほうがランニングコストが抑えられますよ。
スプレータイプは容量あたりの価格が高くなる傾向にあり、液状タイプは比較的安い傾向にあります。
自転車ライターからのアドバイス
フレームなどへのダメージも考慮して選びましょう
【エキスパートのコメント】
スプレータイプが一般的ですが、クリーニングマシーンと液状タイプを組み合わせるのもおすすめです。また、購入時には自然に帰りやすい生分解性の製品か、樹脂やフレームの塗装面などにダメージを与えにくいかもチェックしたいところです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)