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【この記事のエキスパート】
妊娠・出産・育児相談の専門家:助産師ナキ
病院勤務時代に関わった母子は5000人以上。
自身の妊娠・自宅出産・育児経験から「信頼性の高い、医学的根拠(エビデンス)に基づいた情報」の提供をモットーに、出張助産師として活動。訪問母乳ケア、妊娠初期〜出産中・産後すべての期間に対応可能な骨盤軸整体、オンライン育児相談などを行っている。
海外での勤務経験から、日本には無い世界中の育児用品を試すのが趣味。
医学出版社にて、医学看護書籍の編集や記事の執筆、動画コンテンツ制作なども行なっている。
ベビーベッドは買うかどうか迷いがちなベビー用品。コンパクトに折りたためる機能や可動式のもの、持ち運びができるベビーベッドは便利ですよ。この記事では折りたたみベビーベッドの選び方とおすすめの商品をご紹介! 人気の西松屋やカトージの商品も紹介しています。
【先輩ママに聞く】
ベビーベッドに折りたたみ機能はいる or いらない?
折りたたみ機能がついたベビーベッドは、
◆ベビーベッドを必要に応じて移動させたい
◆使わなくなっても収納してとっておきたい
という方におすすめです。迷う方は、レンタルも視野にいれてみて。
ベビーベッドの折りたたみ機能についての先輩ママの口コミもご紹介します!
【エキスパートのコメント】
【折りたたみ機能を重視したママの口コミ】
折りたたみ式のベビーベッドを選んだのは、ベビーベッドは一時しか使わないという前提があったからです。使わなくなったら収納しておき、第二子・第三子に受け継ごうと思っていました。
実際、その予想は的中しました! 私の場合は、ベビーベッドを使ったのは、新生児期~生後3カ月ごろのみ。「買わなくてもよかったのでは?」と考えたこともありますが、ベビーベッドに眠る赤ちゃんをどうしても見たくて、購入意欲は”憧れ”に近かったかもしれません。今は第二子に備えて、クローゼットにしまっています。(Mさん/3歳児ママ編集者)
【エキスパートのコメント】
【折りたたみ機能は重視しなかったママの口コミ】
寝室での使用しか考えていなかったので、コンパクトに折りたためるという機能は必要ありませんでした。なので、自分で組み立てるタイプの一般的なベビーベッドを購入しました。
ベビーベッドに求めていた機能は、こんな感じでした!
・キャスター付き(掃除がラク)
・高さ調節ができる(なるべく長く使用できるように)
・収納スペースの広さ(お世話グッズをまとめて収納するため)
ちなみに、日中リビングで過ごす際は、「お昼寝マット」と「バウンサー」を使用していました。(Nさん/2歳児ママ編集者)
妊娠・出産・育児相談の専門家監修
折りたたみベビーベッドの選び方
ここからは、折りたたみベビーベッドの選び方をみていきましょう。
安全基準を必ずチェックして
赤ちゃんに使うものだからこそ、安全であることが大前提。万が一の事故が起きないよう、安全性に充分配慮されていることが大切です。安全性を確認するポイントとして、安全基準を示すマークについて確認しておきましょう。
日本製なら、表示義務がある「PSCマーク」
日本国内で流通するベビーベッドは、原則としてPSCマーク(消費者生活用品の安全マーク)といわれる「製品安全4法」に適合しているものしか販売できません。乳幼児ベビーベッドはとくに規制が厳しく、特別特定製品に位置づけられています。自主検査に加え、登録検査機関の検査を受ける必要があります。
しかし実際には、PSCマークのない製品も出まわっているのが現状。商品名に「ベビーベッド」と記載があれば、PSCマークの表示義務があるので安心です。購入前に必ずチェックしましょう!
海外製品は「EN716‐1・CEマーク」を基準に
通販サイトなどで購入する場合、海外からの輸入品なども多く流通しています。海外製のものにはPSCマークが表示されていないものもありますが、それらすべてが安全性に欠けるわけではありません。
とくに、ヨーロッパ基準は日本の基準よりも厳格。海外製の場合は、EN716‐1・CEなどのマークを目安に選ぶといいでしょう。
安全基準のひとつである「SGマーク」の有無も参考に
ベビーベッドの場合、一般財団法人製品安全協会が定める「SGマーク」も安全性のサインです。SGマークがついた商品は、万が一のときに最高2,000万円までの対人賠償がついているのがポイント。
もちろん、大切なわが子をお金には変えられませんが、金額の高さは安全の高さでもあるのでこちらもチェックしておきましょう!
設置場所にあわせてサイズを選ぶ
折りたたみベビーベッドにはさまざまなサイズ展開がありますが、だいたいの商品は「内寸120×70cm」の標準サイズと、「90×60cm」のミニサイズになっています。
当然小さいほどコンパクトですが、デメリットなどはあるのでしょうか?
「120×70cm」の標準サイズ|一カ所に場所を決めて使うなら
ベッドを移動して使うのではなく一カ所に固定して使うなら、標準サイズがおすすめです。ベッド下に収納があるタイプの商品なら、おむつやおしりふきなど赤ちゃんのお世話グッズがしまえて便利です。
「90×60cm」のミニサイズ|リビングや寝室に移動して使うなら
お昼寝用としてリビングや子ども部屋などに移動しながら使う方は、断然ミニサイズがおすすめ。廊下などの曲がった道を移動するときも、わざわざ折りたたむ必要がなくそのまま移動できる方がラクですよね。
コンパクトな分使用できる月齢は低くなりますが、「ベビーベッドは一時のもの」と割り切る方にはぴったりです。
折りたたみ時のサイズ・折りたたみやすさをチェック
折りたたんだときのベッドのサイズや、たたみやすさも重要なポイントです。ベビーベッドを使わないときに、たたんだ状態のものが収納スペースに収まるサイズか確認しておきましょう。収納がせまい場合には、できる限りコンパクトになるものがベターです。帰省や旅行などで使う予定がある方は、たたみやすさとサイズをチェックして、付属の袋にコンパクトに収まるものを。
さらに加えるなら、重量も大切なチェックポイントです。お世話グッズなど、赤ちゃんの荷物自体も多くなるため持ち運びもたいへんになります。重すぎないものを選びましょう!
あるとさらに便利な3つの機能はコレ!
新生児期は、ママがメインで赤ちゃんのお世話をすることが多くなります。ママは家事に育児にいつも大忙し! そんな大変なママを少しでも助けてくれるような機能があるとうれしいですよね。
ここでは、そんな便利な機能について解説していきます。
移動に便利な「キャスター付き」
ママは育児だけでなく、掃除・洗濯・料理などやらなければいけないことがたくさんあります。赤ちゃんのミルクや睡眠に合わせて動かなければならないので、なかなか手間がかけられないものですよね。
キャスターつきなら折りたたまずに移動ができるため、移動や掃除もしやすくとっても便利。敷居などの数センチの段差がある場合、大きめのキャスターだと乗り越えやすくなりますよ。
お世話がしやすくなる「高さ調節・柵のスライド機能」
ベビーベッドには、頭側や足側・側面が下へスライドして開くものもあります。部屋のレイアウトによりますが、柵がスライドできるタイプだと、1日に何度もある赤ちゃんのオムツ替えやミルクの時間がラクになります。
また、床板の高さが調節できるタイプもあり、つかまり立ちをはじめた赤ちゃんの転落防止のために、床板を下げられるようになっています。腰が痛くならないように、ママの身長に合わせることもできて一石二鳥! 同じ商品でも通常タイプとハイタイプを扱っている場合もあるため、ママやパパが長身の場合はハイタイプを選ぶといいでしょう。
「プレイヤード兼用」ならより長く使える
最近のベビーベッドには、プレイヤードとして遊べるタイプのものもあります。折りたたみベビーベッドはコンパクトのものが多く、対象年齢が24カ月までとなっている商品でも実際には使用期間は短め。寝返りをはじめたり動くようになると窮屈になり、1歳前後で卒業してしまうこともあります。
プレイヤードとして活用できるものであれば、ベッドとしての役目を終えたあとも、2歳ごろまで遊ぶことができます。家事をするときに、短時間のセーフティースペースとして使用することもできるので、ベビーサークルを新たに購入する必要もなく経済的です。
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
ご自身の育児環境に合ったものを、選ぶ際の参考にしていただければと思います。レンタルサービスや、おさがりを譲ってもらうのもおすすめ。
ベビーベッドの柵を開けたまま赤ちゃんを寝かせたり、ロックをし忘れたことによる転落事故などが起こっています。赤ちゃんの安全を守るために正しく使用しましょうね!