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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:加治佐 由香里
日本フードコーディネーター協会常任理事。
2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。
商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。
新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。
ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。
この記事では、フードコーディネーターの加治佐由香里さん監修のもと、子ども用スプーンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。プロが選ぶおすすめランキングと通販サイトの売れ筋人気ランキングもあわせてチェックしてくださいね。
子供用スプーン&フォークはいつからいつまで使う?
◆いつから:生後5カ月頃から
◆いつまで:1歳ごろまで
子ども用のスプーンとフォークの使用時期は、離乳食が始まる生後5~6カ月頃から、離乳食が完了する1歳~1歳半頃までです。個人差はありますが、1歳半ごろになると、赤ちゃんは自分で上手にスプーンを握って食材を口に運べるようになってきます。その段階になれば、少しサイズアップしたスプーンとフォークを使用していきましょう。
離乳食や幼児食にぴったり
子供用スプーンの選び方
離乳食を進めていくにあたっての必須アイテムのスプーン。はじめはスプーンを口に入れるのもいやがったりとパパママの悩みの種になることもしばしばですが、子どもが不快にならないような工夫がされている商品も多く、とても頼もしいアイテムでもあります。
素材や形など選び方を押さえて、子どもが気に入って使ってくれるスプーンを見つけましょう。
タイプから選ぶ
生後5カ月頃からはじまる離乳初期から、自分で口に運ぶことができるようになる時期まで、食べるものや手の使い方も大きく変わっていきます。
パパママが食べさせてあげる時期は持ち手が長めのものを、自分で握れるようになったらグリップの形状や素材に注目して握りやすく口に入れやすいものを選ぶといいですよ。
左右どちらの手でも握れるタイプ
小さい時期はまだ利き手が定まっておらず、両手を使うことも多いです。利き手がどちらかわからない段階での子ども用スプーンは、どちらの手でも握れるものがいいでしょう。角度のついていない両手兼用タイプなら、右左持ち替えながら使えますよ。
深くてじょうずにすくえるタイプ
果汁やペースト状のものにも向いているのが深くて多めにすくえるタイプのスプーン。
子どもが自分で食べものを口に運ぶときにも、すくいやすくこぼしにくいため、食事トレーニングがスムーズに進みやすいともいわれています。子どもの口の大きさにもよるので、成長に合わせて選んであげましょう。
素材から選ぶ
それぞれの素材に、メリットとデメリットがあります。口当たりのよさや素材のやわらかさ、お手入れ方法や価格帯も商品によって異なり、バリエーションも多様です。事前になにを重視したいかをイメージして選ぶといいでしょう。
木製|ギフトにもおすすめなおしゃれカトラリー
自然派志向のご家庭にぴったりの木製タイプ。見た目も舌触りも、ぬくもりが感じられるのが大きなメリット。ただし、木のスプーンは水に弱くお手入れを間違うと劣化の原因になることも。洗ったらしっかり乾かすなど、清潔に保つ工夫が必要です。
プラスチック製|軽くて洗うのもラクなのがうれしい
多くの製品に使われているプラスチック。なめらかで口当たりがよいのがメリット。赤ちゃんも比較的違和感なく口に入れることができます。
カボチャやニンジンなどの色素の強い食材の色移りが気になるのがデメリットですが、熱に強く沸騰消毒ができるアイテムも多く衛生的ですよ。
ステンレス製
ステンレスは衛生的で耐久性が高くカトラリーやキッチン用品にも多く使用されています。汚れも落としやすくお手入れもかんたん。ただし、熱を伝えやすいので温かい食事を与えるときは、唇や口内をやけどしないように気をつけてあげましょう。
シリコン製|レンジや煮沸消毒に対応
シリコン素材は、やわらかな感触のため口のなかや乳歯をきずつけにくく安心感の高い素材です。多くの商品が、電子レンジや熱湯消毒に対応しているので、使い勝手のよい素材のひとつです。
ただし、やわらかいため耐久性に欠けるので、よく噛むお子さんの場合は避けたほうがよいでしょう。
食洗機対応かをチェック!
とにかく忙しい子育て中のパパママにうれしい機能である食洗機対応かどうかも重要なチェックポイント。
食後の洗いものをまとめて食洗機で洗えれば、後かたづけもスピーディで手間いらずです。食洗機対応の木製のスプーンもあるので、妥協せずに見つけてくださいね。
外食の際にはケースつきが安心
外出先でもふだん使っているスプーンを使えると、子どもも進んでご飯を食べてくれるかもしれません。そんなときにうれしいのがケースつきのスプーン。収納ケースを別に用意する必要もなく便利。
専用ケースならサイズもぴったりなので、コンパクトに納まります。帰省先やお友達のお家へ行くときにも重宝しますよ。
スプーン&フォークのセットもひとつあると便利
スプーン単品の商品も多いですが、スプーンとフォークがセットになっているものも多数販売されています。
離乳食などはスプーンひとつで事足りますが、麺類など食事のバリエーションが増えてくるとフォークも必要に。スプーンとセット商品であれば子どもも自然と使ってくれることが期待できます。
フードコーディネーターからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
離乳食から幼児食までのステップに合わせて選んで
子どもスプーンは、離乳食から幼児食までのステップに合わせて、形状や素材を見て選びましょう。離乳食初期はパパママが食べさせやすい長さで、先が赤ちゃんの口に合う小さめサイズがおすすめです。自分で食べたがるようになったら、柄が握りやすく、すくいやすい形状のものを。スプーンを噛んだり、振り回したりしなくなったら木製やステンレス製にもトライ! 親子のコミュニケーションを大切にしながら、トレーニングを進めましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)