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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。

文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。


シンプルな言葉で読む人の心に残る「詩」。小学校の授業で詩の素晴らしさに触れたというお子さんや、これからの成長のために読ませたい親御さんも多いでしょう。この記事では小学生向け詩集の選び方とおすすめ作品を紹介。低学年向けや高学年向け、群読にも使える詩集をピックアップしています。

小学生向け詩集の選び方

続いて、小学生におすすめの詩集の基本的な選び方を見ていきましょう。

【1】学年や年齢で選ぶ
【2】迷ったら好きな作者を選ぼう!
【3】いろいろな作者の詩が読める! アンソロジーも
【4】イラストなどで選ぶのも◎
【5】ページ数で選ぶ

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】学年や年齢で選ぶ

作品の選びかたはお子さんの学年や年齢で変わります。

学年が上がるにつれ読める漢字や理解できる言葉が増えたり、年齢によって好みが分かれるので、それを考慮しながら選ぶのがポイント。お子さまの好奇心を刺激するすてきな作品に出会いましょう。

「低学年」のお子さんには興味が出るものや親しみやすもの

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1〜2年生の低学年のお子さんははじめて漢字に触れたり、かんたんな漢字なら読み書きできるようになるころですよね。「勉強のために難しい漢字でも頑張って読めるようになってもらいたい」そんな親御さんも多いかと思います。でも、まずは詩集や本に興味を持ってもらうことを重視してみましょう。

平仮名が多めでお子さんに親しみやすいものを選んであげれば、本好きへのきっかけ作りは成功。もしお子さんが難しい漢字に興味を示してきたら、親御さんが読み聞かせてあげるといいかもしれませんよ。

「中学年」のお子さんには好奇心が出るものを

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3〜4年生の中学年のお子さんは読める漢字が増えたり、詩の意味を考えられるようになってくると思います。加えて、「読みたい」「知りたい」という好奇心が増すころです。そのため、好奇心を刺激するような作品を選ぶようにしましょう。

お子さんに気にいった一節を聞いてみるのもおもしろいですよ。

「高学年」のお子さんには心に寄り添ってくれるもの

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5〜6年生の高学年のお子さんには、その子に寄り添うようなものを選んであげましょう。高学年ともなると思春期を迎え、人間関係や学校生活で悩んでしまう時期でもあります。

そんなお子さんの心に寄り添い、自分の気持ちを代弁してくれる詩集はうってつけ。それで元気になったり励まされたり、よい影響を与えてくれます。

【2】迷ったら好きな作者を選ぼう!

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詩集の数はとても多いので、どれを選ぶか迷ってしまうこともしばしば。そんなときはお子さんの好きな言葉が入っているものや、国語の授業で習った好きな作者の詩集から入ると読みやすいかもしれませんよ。

自分の好きなものなら、「もっと読みたい」という好奇心を刺激してくれるはずです。

【3】いろいろな作者の詩が読める! アンソロジーも

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それでも迷ってしまうよ! という人は「アンソロジー」を選ぶのがよいでしょう。アンソロジーなら詩が集められたものとなっているので、多数の作品のなかからお子さんのお気に入りをみつけるのに大変有効です。

アンソロジーはテーマでまとめられていることも多いので、お子さんの好きなテーマで選ぶとみつかりやすいかもしれませんね!

【4】イラストなどで選ぶのも◎

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小学校低学年のお子さんは活字に苦手意識を持つ子も多いもの。そんな子にはイラストで選んであげるのもいいですよ。

お子さんの興味を引くイラストが描かれたものを選んであげれば、それだけで詩を好きになってくれる可能性もあります。

【5】ページ数で選ぶ

詩集はページ数が多いものも少ないものもあります。集中力があるお子さんならページが多くてもいいですが、飽きっぽい性格だと本を読むこと自体が苦になってしまいます。

それぞれ読むお子さんの性格や好みによって、ページ数も選んでみましょう。

文章を読むのが好きならページ数が多いもの

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本が好きだったり、長い文章を読むのが得意なお子さんにはページ数の多い詩集が合うでしょう。ページ数が多いということはその分、言葉がたくさん使われるということにもなります。

お子さんが読み終わったあとに、好きな言葉やどんなところがよかったかなどを親子で話し合う時間も楽しいですね。

飽き性ならページ数が少ないもの

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もし選んであげるお子さんが飽きっぽい・長い文章は苦手という場合は、ページ数の少ないものを選びましょう。「詩」に触れて好きになってもらうことが重要なので、ページ数が多いものを選んで苦手意識を持ってしまうのは避けなければなりません。

読むお子さんの気持ちを考えながら選んであげましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)