PCIスロット装備の最新マザーが3モデル
ASUSの「Pro B460M-C/CSM」「同 H410M-C/CSM」「同 A520M-C/CSM」は、ビジネス向けというmicroATXマザーボード。注目したいのは、3モデルともPCIスロットを備えているということだ。最新CPUで古いPCIカードを使い続けたい場合に便利で、特にAMD向けでは貴重な選択肢となるだろう。価格は9,000円~12,000円前後と安い。
B460M/H410Mは、Intel LGA1200向けのモデル。B460Mは、DisplayPort×2、HDMI、VGAとグラフィックス出力を4端子も備える。安価ながら、有線LANがIntelのGbEなのもポイント。H410Mは、PCIスロットが2つもあるのが特徴だ。一方A520Mは、AMD Socket AM4向けのモデル。最新APUでPCIスロットやCOMポートが使えるのは魅力だ。
コスパにも注目の高冷却Ryzenマザー
MSIの「MAG A520M Vector WIFI」は、AMD A520チップセットを搭載するmicroATXマザーボード。安価なモデルながら、VRMに大型ヒートシンク、M.2スロットに「Shield Frozr」と、冷却性能が強化されているほか、Intelコントローラによる無線LAN(802.11ac)まで備える。価格は10,000円前後だ。
待望の3000番台GeForceがついに発売!
NVIDIAの新世代GPU「GeForce RTX 3080」が登場、搭載するグラフィックスカードが各社より発売された。店頭への入荷が確認できたのは、以下の6社8モデルの製品。いずれもオリジナルのトリプルファンクーラーを搭載したモデルで、補助電源は8ピン×2(MSIのみ3)が必要となる。価格は9万円台半ばから。
メーカー | 製品名 | クロック | 価格 |
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MSI | GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G | 1815MHz | 113,500円前後 |
GIGABYTE | GV-N3080GAMING OC-10GD | 1800MHz | 110,000円前後 |
GIGABYTE | GV-N3080EAGLE OC-10GD | 1755MHz | 104,500円前後 |
ASUS | TUF-RTX3080-10G-GAMING | 1740MHz | 100,000円前後 |
ZOTAC | GeForce RTX 3080 Trinity | 1710MHz | 99,500円前後 |
GALAKURO | GG-RTX3080-E10GB/TP | 1710MHz | 102,000円前後 |
Palit | GeForce RTX 3080 GamingPro OC | 1740MHz | 96,470円(ドスパラ) |
Palit | GeForce RTX 3080 GamingPro | 1710MHz | 95,700円(ドスパラ) |
解禁日時の9月17日22時に合わせ、秋葉原では久しぶりとなる夜間販売も実施された。夜間販売を行ったのは、ドスパラ秋葉原本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店の3ショップ。ただ入荷数がそれほど多くなかったということもあり、取材時の翌18日の時点では、全て完売となっていた。
GeForce RTX 3080は、「Ampere」アーキテクチャを採用した初のGPU。シリーズとしては、上にRTX 3090、下にRTX 3070があるが、3モデルの中で先陣を切って発売された。注目は、従来のRTX 2080と比べて2倍とも言われる性能の高さだ。いつものように、大原氏によるベンチマーク記事(【レビュー」GeForce RTX 3080の性能を徹底検証する - 性能は化け物、電源と排熱に注意)が掲載されているので、詳しくはそちらを参照して欲しい。
センチュリーマイクロの新ブランド
センチュリーマイクロより新ブランド「Century Essential」が発表、その第1弾製品として、DDR4-3200メモリが登場した。特にオーバークロックを意識したモデルとなっており、AMD環境ではXMP-3600MHzをサポートする。16GB×2枚の「CE16GX2-D4U3200/XMP36」と32GB×2枚の「CE32GX2-D4U3200/XMP36」があり、価格は17,500円前後と31,000円前後。