歌手の鈴木愛理が22日、都内でムック本『iDIMPEL 鈴木愛理プロデュース ナイト&デイ ティントリップベース』(9月23日発売 1,800円税抜 発売元:主婦の友社)の発売を記念した生配信を実施。イベント前に記者会見を行った。

鈴木愛理

今回、デビューから17年、仕事のメイクはほぼセルフで行ってきた鈴木が、日々試行錯誤して生まれたメイクのノウハウをもとに、満を持してコスメをプロデュース。『iDIMPEL』と名付けたブランド第1弾は、これ1つあればすっぴんがたちまちかわいくなり、ナチュラルな休日メイクにもお泊りにも使えるティントリップ。全編撮り下ろしビジュアルと本人のセルフメイク解説がついた特別冊子とのセットで、全国の書店にて発売される。

そんなリップのこだわりについて鈴木は「口紅は塗っている感が強いものが多くて、すっぴんにつけるのに抵抗があると思うんですけど、誰しもがあるであろうコンプレックスの1つである血色の悪さとか、『疲れてる?』と聞かれて嫌だなと思う気持ちをなくせるような、血色のいいリップが出来上がりました」と胸を張り、「私自身も寝起きの唇に色がないタイプで、そういう悩みを抱えている子だったり、“お泊まリップ”というネーミングにもこのリップにはついているので、彼氏さんとお泊まりデートの予定がある子に使ってもらいたいです」とアピールした。

また、自身のメイクの流行について聞かれると「前髪はすごく変わっているなって、この10年の変化でも感じたんですけど、メイク道具は中学生のころから一途に変えていないものばかりで、高校生のときに出したスタイルブックに載っているメイク道具から変わっていないものが多いです」と打ち明け、メイクに関する過去の思い出については「高校生になったときになりたい顔があって、そうなるには眉毛を細くしないといけないんだって気づいて、めちゃくちゃ細い並行眉毛にしていたことがあります」と回顧。

続けて「(前髪に隠れて眉は) ほぼ見えていなかったので人に言われることはなかったんですけど、写真集の撮影をするときに、風に吹かれて前髪がフワってなったときに『眉毛は絶対に太いほうがいい』ってスタッフさんにすごく言われて、ハワイで大泣きしたことがあります(笑)」と告白し、「『私はこれにこだわっているんだから!』って高校2年生のときくらいに大泣きしたんですけど、人は悩んで泣いて成長していくんだなって、今は思います(笑)」としみじみと語った。

なお、同リップに合わせて、部屋着をイメージした衣装で登場した鈴木は「これは理想です(笑)。これは私の中での女の子の完璧な部屋着」と答え、普段とどれくらい違うか追求されると「180度くらい違います(笑)。あらあら」と茶目っ気たっぷりに笑って、報道陣を和ませていた。