きょう22日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(23:15~)では、北海道・余市で極上のウニをとる漁師・川内谷幸恵さんに密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける川内谷幸恵さん=カンテレ提供

札幌から電車で1時間半ほどの場所にある北海道・余市町。ウイスキーの聖地として知られ、NHK連続テレビ小説『マッサン』の舞台にもなったこの町は、海の幸に恵まれた漁業が盛んな土地でもある。ここで全国でも数少ない女性漁師として活躍しているのが、今回の主人公・川内谷幸恵さんだ。

余市町で漁師をする父・藤一さんと母・伸子さんの長女として誕生。福祉施設の事務員として働いていた彼女にとって、転機となったのは5年前、父の藤一さんが心筋梗塞で倒れたことだった。「私が駆けつけたときには全然意識もなくて。もう元気な姿は見られないんじゃないかなと思ったと振り返る。

3日後に意識を取り戻し、奇跡的に持ち直した藤一さんだったが、これまでのように1人で漁をするのは厳しくなった。一念発起した彼女は、家業を継いで漁師になることを決めたのだ。

川内谷さんがベースとする漁港では、季節によって様々な魚がとれる。夏場はウニ漁のシーズンだ。彼女が最も得意とするのがウニ漁。彼女がとるウニは品質が良く、専門店などが指名買いするほどだ。男性漁師が多数を占める中、その力の差を埋めていくために、彼女が武器にしているものは女性ならではの“きめ細やかさ”や“工夫”だという。

プライベートでは、3人の子供を持つシングルマザー。大学生の長男と長女はそれぞれ一人暮らしをしているため、現在は小学1年生の末っ子・遥泰くんと暮らしている。育ち盛りの末っ子が常に近くにいるのを見ると、「漁師になって良かった」と思えることがあると話す。

「息子の世代でも“漁師っていいな”“海っていいな”と思ってもらえるように」と、新しい漁師のあり方を目指す、川内谷幸恵さんの7つのルールとは…。

ウニが大好きだという青木崇高は、自分のテンションについてきていない他のスタジオメンバーの様子に不満の気持ちを隠しきれない。「VTRを見終わった後はみんなのテンションが変わっているはず!」と話す青木の思いは他のメンバーに伝わるのか。

また、長濱ねるは、小学生時代の母との関係を語る。母が、自分が通う小学校の保健室の教員だったといい、1年生の頃は「寂しくて」、保健室の母に会いに行っていたという。