俳優の福士蒼汰が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(毎週火曜21:00~)が、きょう22日にスタートする。

  • 福士蒼汰=カンテレ提供

今作は、さまざまな犯罪組織に入り込んで機密情報を得る“潜入捜査”がストーリーの軸。初回の潜入先は「三ノ宮ファイナンス」という街金業者。被害総額年間390億円ともいわれる特殊詐欺事件に関与しているという疑惑の真相を探るべく、兵悟(福士)は多重債務者・青木駿という架空の人物になりきって組織に接触を試みる。福士は「弱い青木が必死に逃げようとしてうっかり勝ってしまう、と感じさせるアクションは楽しかったですね。後半で見せる最強の男・兵悟としての動きの違いも、ぜひ見ていただきたいです」と語る。

特殊詐欺グループのトップである街金会社の社長・海藤武史を演じるのは杉本哲太。福士は「悪い役が本当に似合いますよね。『怖い人だな…』とお芝居の中で何度も思いました」と杉本の演技の迫力に圧倒されたという。

海藤の役どころについて、杉本は「『この男はどこまで信用できるのか…』と疑い、試しながらも、男同士の距離感を見極めている。そして段々と、兵悟の覚悟を見込んで組織に入れていく。海藤も、だんだんと人間味を出していくんです。兵悟とめしを食うシーンが何度か出てくるんですが、そこでのやりとりに海藤らしさが表れていると思います。“食べる”って生きていくことへのエネルギーですよね。海藤の“生きるための執着”を”食べる“演技に詰め込みました」と役作りについて話した。

放送前の13時頃からは、福士と野村周平によるインスタライブの開催が決定。ドラマの公式アカウント(@diver_ktv)で、2人のトークを約20分間生配信する。