長い間、自宅で食事するようになっていたものの、最近になって徐々に外食するようになってきた。そうなってくると、これまで食べたことがないようなグルメも気になってくる。世界中の料理を楽しむ機会があるのが、東京の良いところ。今回は、チキンオーバーライスの専門店「New York Vendorz」が新たに開店すると聞いて、オープン前の試食会に足を運んでみた。
NYの定番グルメ「チキンオーバーライス」とは?
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」の8番出口から徒歩30秒、永田町法曹ビル地下1階に店を構えるチキンオーバーライスの専門店「New York Vendorz」は、今回が1号店。チキンオーバーライスとは、ハーブやスパイスで味付けした鶏肉とつけ合わせの野菜をターメリックライスに乗せて、ヨーグルトベースのソースをかけた料理で、オーバーライスはどんぶりを意味している。ニューヨークの定番屋台めしで、街のいたるところにストリートベンダーと呼ばれる屋台があり、そこで売られているB級グルメ的なんだとか。もともとは、90年代に中東出身のニューヨーカーの方が作ったメニューのようだ。日本ではカフェにメニューの1つとして置かれていることがあり、専門店は少しずつ出てきているという。
本場さながらの「チキンオーバーライス」を実食!
豊富なトッピングが用意されているのがお店の売り。おすすめは、定番メニュー「チキンオーバーライス」(税別850円)に、パクチー、オニオンスライスを乗せ、レモンをかけて食べる「サルサフレスカチキンオーバーライス」(税別1,000円)。
早速オーダーしてみると、レタス、トマト、オニオンスライス、パクチーがたっぷり、チキンもどっさりで、ターメリックライスを覆い隠している。ライスは小盛り(150g)中盛り(200g)大盛り(250g)から選ぶことができるということで、今回は中盛りをチョイス。
野菜とチキンの上には、ヨーグルトベースのホワイトソースがかかっていて、さっぱりとした酸味がハーブの効いたチキンとマッチしていてとても美味しい。ライスも少し硬めの絶妙な炊き加減なのがイイ。別添えのチリソースをかけてみると、後から結構辛さが口に残って刺激多め。だけどそれがまた食欲を増進させてくれる。
結構ガッツリした肉丼的な料理かと思いきや、意外とさっぱりした美味しさだった。フレッシュな野菜もたくさん摂れてヘルシーで食べ応えもちゃんとあった。トッピングもあれこれあって、いろいろとカスタマイズできて楽しめそう。チーズやワカモレなんかも気になるな~。
オープンしたばかりだけど、女性にも人気が出そうなチキンオーバーライスの専門店「New York Vendorz」。この秋、イートイン、テイクアウト、ケータリングもやっているので、ランチの定番に入れてみては?
●information
New York Vendorz(ニューヨークベンダーズ)
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル地下1階
営業時間:11~20時
休:日曜・祝日