JR東日本秋田支社は、五能線で枕木交換工事を行うため、12月から3月にかけて能代~鯵ヶ沢間の一部列車を運休すると発表した。

  • 五能線では新たに電気式気動車GV-E400系の投入も予定されている

枕木交換工事は、故障頻度の削減と省メンテナンス化による安定輸送の確保を目的に行うもので、五能線では木製枕木約13万5,000本をコンクリート製枕木に入れ替える。東能代駅から川部駅までの全区間を対象としており、今年度から10年間かけて実施する予定だという。

これまで、鉄道工事はおもに夜間を中心に実施してきたが、五能線では日中時間帯にも実施することで、工事のスピードアップを図ることとした。日中の工事は12月から3月までの週3日間(火~木曜日)、通勤時間帯を除く9時頃から17時頃まで実施を予定している。これにともない、工事時間帯にかかる列車5本が一部区間で運休となる。

上りは弘前駅6時46分発の東能代行快速(鯵ヶ沢~能代間運休)、岩館駅13時51分発の東能代行(岩館~能代間運休)、深浦駅14時36分発の東能代行(深浦~能代間運休)の3本が対象に。下りは東能代駅10時59分発の弘前行(能代~鯵ヶ沢間運休)、東能代駅12時58分発の岩館行(能代~岩館間運休)の2本が対象となる。運休する列車の代行運転は行わない。