オーネットはこのほど、「自然な出会いに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は未婚・既婚を含む20歳〜39歳の男性222名、女性220名を対象にインターネットで実施した。
「自然な出会い」がよいと考えるか尋ねたところ、66.5%が「はい」と回答した。25.7%は「どちらともいえない」、4.4%は「いいえ」と答えている。
「自然な出会い」に当てはまると考えるものについて聞くと、「行きつけの場所で出会う」(51.8%)が最も多く、「学生時代の友人・知人」「職場」(各51.3%)、「趣味のあつまり」(43.3%)と続いた。16.9%は「オンライン飲み会・イベント」と答えており、オンライン飲み会やイベントが「自然な出会い」として認識されつつあることがわかった。
男女別で特に差が出た項目は、「取引先」「友人・知人の結婚式」だった。いずれも女性の回答割合が男性より20%以上高くなっている。特に「友人・知人の結婚式」は、男性が25.4%に対し、女性が50%と女性の回答割合が男性の2倍以上だった。
「自然な出会いがよい」と回答した人にその理由を聞いたところ、「生活の中で人柄を知り、自然に惹かれることが理想だから」(44.8%)が最も多く、「自然な出会いに憧れがあるから」(36.6%)、「出会いを求めている状況が苦手だから」(23.9%)、「出会いにお金をかけたくないから」(22.4%)と続いた。
女性の方が多い回答は、「生活の中で人柄を知り、自然に惹かれることが理想」「出会いを求めている状況が苦手」、男性の方が多い回答は「出会いを探していると思われるのがイヤ」となっている。
「自然な出会い」をしたことはあるか聞くと、70%が「はい」、30%が「いいえ」と答えた。
これまで経験した「自然な出会い」は何か尋ねたところ、「学生時代の友人・知人」(39.9%)が最も多く、次いで「職場」(27.1%)、「友人・知人の紹介」(23.6%)、「行きつけの場所」(14.0%)となった。「オンライン飲み会・イベント」は5.8%だった。
自然な出会いの経験がある男女に対し、直近で経験した「自然な出会い」はどうなったか聞くと、34.2%が「交際したが、上手くいかなかった」と回答した。18.0%は「交際に至らなかった」、20.6%は「交際に至り、現在も継続中(結婚していない)」、26.8%は「交際し、結婚に至った」と答えている。
男女別に見ると、「交際に至り、現在も交際中」「交際し、結婚に至った」割合は、男性より女性の方が高かった。一方、「交際に至らなかった」「交際したが、上手くいかなかった」割合は、女性より男性の方が高いことがわかった。