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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
テトラをはじめ熱帯魚を飼うのに必要な水草。アクアリウムを演出するだけでなく光合成をし水中の二酸化炭素を吸収、酸素を送り出す役割もあります。水上葉や水中葉、枯れにくい水草など多数あり初心者は迷ってしまいますよね。この記事では熱帯魚用水草の種類や選び方、おすすめ商品を紹介します。
熱帯魚に水草はなぜ必要?
熱帯魚をはじめて飼う方のなかには、水槽に水草は不要と考える方もいるでしょう。もちろん、水草なしでも熱帯魚は飼えますが、水槽内に水草を植えることは多くのメリットがあります。
たとえば、特定の水草は熱帯魚のエサになったり、産卵時に卵を産みつける場所になったりします。また、水草は光合成をおこなうことで水槽内に酸素を供給してくれるうえに、水質もきれいにしてくれます。さらに熱帯魚の隠れ場所にもなるので、熱帯魚のストレスを軽減させることもできます。
さらに、人気のアクアリウムをはじめる際の水草水槽レイアウトにも役立ちます。
初心者は必見!
熱帯魚用水草の選び方
まずは熱帯魚水草の選び方を紹介します。初心者でも簡単に育てられる熱帯魚におすすめの水草は、次のポイントに沿って選びましょう。
水槽の環境に合うものを選ぶ
熱帯魚によって水槽に植えつける水草は変わってきます。さまざまな種類の水草があり、どの水草でも元気に育つわけではありません。熱帯魚や水槽に合っているか次のポイントを確認しながら選びましょう。
水質と水草の相性をチェック
水草を選ぶときは、まず熱帯魚が好む水質で育つかを確認しておくことが大切です。水草は水道水など中性の水で問題なく育つものが多いですが、なかには酸性やアルカリ性を好むものもあります。
淡水の熱帯魚であれば水道水を利用することが多いと思うので、使用する水草と水質が合うかチェックしておきましょう。
二酸化炭素の添加が必要かチェック
水草によって水中で必要な二酸化炭素の量は異なります。そのため、熱帯魚の呼吸以外で発生する二酸化炭素以外にも、水草によっては追加で二酸化炭素を水中に送り込んであげる必要があります。
CO2強制添加器があれば水中の二酸化炭素濃度を上げられますが、初心者の方は二酸化炭素の添加が必要ない水草を選ぶのがおすすめです。
光量はどれくらい必要か事前に調べておく
成長のために光合成が必要ですが、水草の種類によって必要とする光の量は異なり、光が足りないと弱々しい水草に育ってしまいます。
そのため、事前に水草が必要な光量を調べておくといいでしょう。光は不可欠なので蛍光灯の設置も必要になりますが、電気代がかかったり、藻が大量に発生したりと、マイナスな面もあります。
初心者はメンテナンスがラクな種類を選ぶのがおすすめ
初心者でもメンテナンスがらくな水草のポイントは、水質に幅広く順応でき、低光量で二酸化炭素の添加の必要もなく、有機栽培で残留農薬の不安がないことです。
全体的に陰性植物を選ぶと、失敗が少ないといえます。その理由として、陰性植物は成長スピードが遅く、刈り込みなどの手入れや掃除の必要が少ないことがあります。育てやすいものからはじめてください。
全体のレイアウトを考えて水草のタイプを選ぶ
全体のレイアウトを考えてから水草の購入するタイプを決めることも大切です。
たとえば、背の低い水草を前に、背の高いものを後ろに配置すると見栄えがいいです。構図をおさえることで、上級者並みのきれいな水槽に仕上がります。色や雰囲気の違うものを隣に配置することで、メリハリがつき絶妙なレイアウトになります。
残留農薬処理済みか確認を
水草を水槽に入れたら熱帯魚が死んでしまったという経験はありませんか? それは水草にかけられた農薬が原因かもしれません。大切に飼っているペットには元気に長生きしてもらいたいものです。
水中に沈めた状態だと、残留農薬が抜けるまで数週間かかります。熱帯魚の体のことを考えると、有機栽培の水草を選ぶほうがいいでしょう。
水草の量は成長も考えて控えめに購入する
水草は光の量によって、成長スピードが速くなる場合もあります。大きくなり、量が増えすぎると熱帯魚にとっても居心地が悪くなります。
水槽内に光も入らなくなり、枯れてしまうこともあるでしょう。しっかり熱帯魚のことを考え、先々のことをイメージしたうえで水草を購入してください。水槽からはみでないように、全体のバランスを工夫することも大事です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)