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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。
愛車を手で洗車するのに欠かせないのが洗車スポンジ。使いやすい洗車スポンジはきれいに汚れを落としてくれます。この記事では、洗車スポンジの選び方とおすすめ商品を紹介します。ウレタン素材やムートン素材のもの、柄付きやグローブタイプなど、洗車しやすいものを厳選。
洗車スポンジの選び方
車を洗車するとき、一般的なスポンジだと、小さなキズが付いてしまったり、汚れがきれいに落ちなかったり、時間がかかってしまったりとたいへんな経験をしたことはありませんか。
自分の愛車に合う洗車スポンジを見つけると驚くほどきれいに、効率的に車を洗うことができますよ。ポイントは下記。
【1】洗う場所に合う大きさを選ぶ
【2】汚れの質や用途に合った素材を選ぶ
【3】「グリップ」付きは、天井やホイールのお掃除に便利
【4】スポンジの色にも注意
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】洗う場所に合う大きさを選ぶ
きれいに仕上げるためには、洗いたい部分によってスポンジのサイズを変えるのがポイント。
車全体のボディ:手の平かそれより少し大きめのサイズで握りやすいスポンジを選べば、広い面積を一気に洗えて便利。
ルーフなど届きにくい箇所:には柄付きのスポンジを使えば、らくに洗える。
ホイールなどのこまかく凹凸がある箇所:こぶしサイズか、それより少し小さめのサイズのスポンジを選ぶと頑固な汚れも落としやすい。
このように、洗いたい部分に合わせて適切なサイズを選ぶことで、作業効率も上がり、時間短縮にもなるので、サイズも忘れずにチェックしましょう。
なお、大前提になりますが、ホイールに使ったスポンジは、ボディやルーフなどには使わないように注意しましょう。よくすすぎを行ったとしても、細かい砂が残り、キズがつく原因になります。
【2】汚れの質や用途に合った素材を選ぶ
洗車スポンジの素材もいろいろあって、優しく洗うタイプや頑固な汚れを落とすタイプなど、使いたい箇所で素材も変わります。それぞれ用途に合わせて選びましょう。
【ウレタン素材】泡立ちよし! コスパよし!
洗車スポンジのなかで一般的なのが、ウレタン素材のスポンジ。やわらかく泡立ちもよく、コストパフォーマンスが高いのが魅力です。
同じウレタン素材でも密度が高くしっかり洗えるものと、水洗いや仕上げ用に向いた密度が低いやわらかいものがあり、密度が高めの方が頑固な汚れでもしっかり洗い落とすことが可能です。
ひとつ持っていると便利ですよ。
【ムートン素材】ソフトな洗い心地で安心
最近ポピュラーなムートン素材のスポンジは、天然の羊毛ムートンと化繊のムートンタイプがあります。どちらもふわふわでやわらかい素材で、力強く擦ってもキズになりにくいのが特徴です。サッと汚れを落としたいといった手軽なソフト洗いにぴったりです。
手にすっぽりとはめて使うグローブタイプなら手から落ちることもなく、こまかいところや凸凹もフィットして洗えて便利ですよ。
【セルロース素材】吸水性が高く、水洗いや拭き取りで活躍
吸水性の高いセルロース素材は一度、水を吸うと保水が持続するのが特徴。頻繁に水を足す手間がいらないので、水洗いや拭き取りするときに活躍してくれます。
環境に優しい素材で、車をキズ付けにくいのもうれしいですね。水分をギュッと絞って乾かせば何度も使えるので、これさえあれば何枚もタオルを用意しなくてもいいですよ。ワックススポンジとしてもおすすめです。
【3】「グリップ」付きは、天井やホイールのお掃除に便利
洗車スポンジは手に持つタイプが一般的ですが、グリップ(柄)付きなら天井などの高いところやホイールのこまかいところも届きやすく、車から体を離して洗えるので服を汚さずに済みます。
また、寒い時期に冷たい水に触れずに洗えて便利。伸縮するタイプなら洗う場所に応じて長さを変えることが可能で、車によっては脚立も必要なく洗えます。
【4】スポンジの色にも注意
意外と重要なのがスポンジの色選びです。車でキズが付く原因のひとつは、洗車スポンジに付いた砂や小石。そのまま使うとキズが付く可能性があります。
明るい色のスポンジなら、ひと目で砂や小石がわかります。できるだけ白や黄色の明るい色のスポンジを選びましょう。
SUV生活研究家よりのアドバイス
洗う場所によって2種類のスポンジを使い分ける
【エキスパートのコメント】
洗車スポンジは単純なアイテムのように思えますが、実は奥が深いもの。スポンジの密度が高すぎると砂などの汚れをひいてしまってボディをキズつけてしまい、反対に密度が低いと泡持ちが悪く、耐久性も低くなります。
ベストなのは、洗う場所によって2種類のスポンジを使い分けること。ボディ上部はデリケートな塗装面を優しく洗ってくれる素材のもの、汚れが付きやすいボディ下部は気泡の粗目なスポンジを使い分けるといいでしょう。