音楽ストリーミングサービス・Spotifyは18日、世界の注目次世代アーティストを紹介するコーナー「Early Noise」を新たに開設した。
新進アーティストのサポートプログラムを世界中で展開しているSpotify。日本では、2017年から「Early Noise」プログラムを実施し、年初に選出した10組をプレイリストやイベントなどで年間を通じてバックアップしている。これまでに、あいみょん、Official髭男dism、ビッケブランカ、CHAIなど数々のアーティストが、国内のみならず海外でもリスナーを増やしてきた。
一方、世界規模では、今年3月から各地の新進アーティストを世界の音楽ファンに届ける「RADAR」プログラムがスタートし、115組のアーティストが参加。同名プレイリストは6カ月間で20億回以上の再生数を記録した。日本からも、今年度の「Early Noise」に選ばれたRina Sawayama、Vaundy、藤井 風の3組が選出された。
新たに開設した「Early Noise」コーナーでは、「Early Noise」や「RADAR」のプレイリストはもちろん、様々な国や地域で展開されている22の姉妹プログラムのプレイリストを用意。世界のリスナーが国境を越え、新たな才能にいち早く出会える場所となっている。
これを受け、Rina Sawayamaは、「こんなに多くの素晴らしい才能をもったみなさんの中に入れていただいたことを本当に光栄に思います。Spotifyは私の楽曲を本当にサポートしてくださり、今まで私のことを知らなかった人や、必ずしもポップミュージックが好きではない方々にもオーディエンスの幅を広げることができました。特に素晴らしいのは、リスナーがとても安定していたことで、楽曲がリリースされて数か月たった後でも、皆さんがその楽曲を聴き楽しんでくれているのは本当に嬉しいですね」とコメント。
「新規のオーディエンスの皆さんの前でライブができないのは悲しいですが、2021年にライブができることをとても楽しみにしています!」と来年に向けての意欲を示し、「『Early Noise』アーティストでは、藤井 風さんを聞いています。素晴らしい歌声ですね!そして、『RADAR』では、オーストラリア出身のmerci, mercy もsuper coolですね。トーンやプロダクションが素晴らしいです!」と称賛の言葉を送っている。