ローランドは、BOSS(ボス)ブランドより、オクターブサウンドを生成、付加するペダルエフェクター「OC-5」を10月10日に発売する。税込みの市場想定価格は15,400円前後。
「OC-5」は、実際に演奏した音に対してオクターブ下(または上)の音を生成、付加するエフェクターである。オクターブサウンドを付加することで、ジャズのギター演奏で頻繁に行われるオクターブ奏法のようなサウンドや、オルガンのように倍音豊かで厚みのあるサウンドが得られる。
「VINTAGE」と「POLY」の2つのモードを備え、「VINTAGE」モードでは、1982年の発売以来、ギタリスト/ベーシストの人気を集める「OC-2」のサウンドを忠実に再現。「POLY」モードでは和音演奏に対応し、独自のトラッキング技術を採用したことで、従来に比べて原音に対しての追従性をさらに向上させている。両方のモードで、+1オクターブのサウンドを加えられ、3オクターブ(+1、-1、-2)のサウンドを足した演奏を実現する。「RANGE」つまみでは、エフェクト効果のかかる帯域を設定可能で、メロディやコードに対し、より自由にオクターブサウンドを生成、付加できるようになっている。
サイズはW73×H59×D129mm、質量は440g。本体のほか、9Vのアルカリ電池などが付属する。