JR西日本は17日、七尾線に投入する521系の展示会を9月27日に七尾駅で実施し、運行初日の10月3日に七尾駅で出発式を開催すると発表した。
七尾線に投入される521系は、現行の413系・415系と同じ車体色(輪島の漆塗りを連想させる茜色)のラインカラーを採用。車両異常挙動検知装置・戸挟み検知装置などで安全性が向上し、北陸初の車載型IC改札機(2021年春サービス開始予定)や多機能トイレ設置などサービスの充実も図った。
車両展示会は新車両の特徴や安全性・快適性について知ってもらうことを目的に開催。9月27日の11時30分から13時まで七尾駅3番のりばに展示され、見学希望者は係員の誘導に従って見学でき、入場券を購入等は不要。車内での自撮り棒や三脚などを使用した撮影は不可とされている。見学者にはICカード乗車券「ICOCA」マスコットキャラクター「イコちゃん」のクリアファイルなどがプレゼント(数量限定)される。
出発式は10月3日の7時から約20分間、七尾駅1番のりばにて、同駅7時15分発、金沢行の普通列車を対象に開催される。担当乗務員への花束贈呈のほか、七尾駅長と1日駅長「わくたまくん(和倉温泉PRキャラクター)」による出発合図が行われる。