JR東海は16日、特急「(ワイドビュー)南紀」の編成を11月1日から変更すると発表した。現行の4~6両編成から2~6両編成に変更され、グリーン席は廃止となる。
特急「(ワイドビュー)南紀」は特急形気動車キハ85系を使用し、名古屋~新宮・紀伊勝浦間で運行される。これまでは4両編成(自由席車両1両+指定席・グリーン席車両1両+指定席車両2両)を最も短い編成とし、繁忙期には指定席車両を1~2両連結した編成で運行されてきた。
しかし近年の利用状況を踏まえ、これを見直すことになり、新たに2両編成(自由席車両1両+指定席車両1両)・3両編成(自由席車両1両+指定席車両2両)を設定。4~6両編成の列車も引き続き残る予定だが、指定席・グリーン席の車両はなくなり、各編成とも自由席車両1両の他はすべて指定席車両となる。需要に合わせた増発は引き続き行う。