Amazonは、日本、米国、英国、ドイツにおいて、ポッドキャストの配信を開始した。
「Amazon Music」の全サービスが対象。追加料金は必要なく、ポッドキャストのストリーミングおよびダウンロードが行える。
Amazon Musicのユーザーは、iOS、Android向けのAmazon Musicアプリ、Amazon EchoシリーズなどのAlexa搭載デバイス、またはWebプレイヤーからポッドキャストを利用可能。モバイルアプリとWebプレイヤーのポッドキャストページでは、カテゴリ別の人気ポッドキャスト番組、おすすめのポッドキャスト番組などを編成して表示している。
利用デバイス間で連携し、停止したところから続きを再生できる。例えば、ランニング中はモバイルで再生し、帰宅したらEchoデバイスに移動して途中から再生が行える。
ラジオの人気トーク番組、ニュース、カルチャー、英会話などのポッドキャストを配信。ウィル・スミスやDJ キャレド、ベッキー・G、ダン・パトリックなどのクリエイターが司会を務める、Amazon Musicのオリジナルポッドキャスト番組が世界的に配信される。
また、人気コンテンツの一例として、以下の日本発ポッドキャストが挙げられている。
- 飯田浩司のOK! Cozy up! (ニュース)
- J-WAVE INNOVATION WORLD ERA (テクノロジー、アート、カルチャー)
- 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ (アート、レジャー、趣味)
- Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM (アート、デザイン、音楽)
- 福本敦子のきくこすめ(ファッション)
- そうぞうぱれっと(キッズ、ファミリー)
2020年1月、Amazon Musicは全世界で5,500万人の利用者に到達した。今後、Amazon Musicアプリや音声サービス・Alexaを介し、ポッドキャストのクリエイターをユーザーに紹介することで、さらなる利用者の拡大を期待しているという。