ソニーが、5Gに対応するプレミアムクラスのスマートフォン「Xperia 5 II」(エクスペリア ファイブ マークツー)を発表しました。日本を含む世界の国・地域で、秋以降の発売を予定しています。一段と進化したXperia 5 IIのオーディオ・ビジュアル性能を、今回いち早くグローバルモデルでチェックしてみました。
Xperia 5 IIは、日本では2019年10月に発売されたXperia 5の後継モデルです。搭載ディスプレイは、アスペクト比21対9の「シネマワイド体験」が楽しめる約6.1インチのHDR対応有機EL。背面には3眼ともにカールツァイスのTスターコーティングを施したレンズを採用する、メインカメラユニットを搭載しました。
Xperia 5 IIが搭載するクアルコムのハイエンド端末向けモバイルSoC「Snapdragon 865」は、Xperia 5に採用された一つ前の世代の「Snapdragon 855」に対してCPU/GPUの処理性能が約25%アップしています。
AIやオーディオの信号処理に貢献するDSP「Hexagon」も同様に強化されています。その結果、Dolby Atmos対応の内蔵スピーカーによる立体サウンド、復活した3.5mmイヤホンジャックからのハイレゾ再生、安定感抜群のワイヤレスオーディオなど、音楽に映画、ゲームなどエンタテインメント系コンテンツを、最高品質で楽しめるスマホになりました。
そのうえ、ソニーがポータブルオーディオプレーヤーの「ウォークマン」やワイヤレスオーディオの開発によって培ってきた最先端のオーディオ技術が、前機種から約0.2mm薄くなったハンドヘルドサイズのXperia 5 IIに惜しみなく盛り込まれています。