EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)の特報映像、およびティザービジュアルが17日に公開された。
同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。
初の映像解禁となる特報では、名も無き世界でお互いに支え合ってきた幼馴染のキダ、マコト、ヨッチの3人が仲良くじゃれ合う回想シーンが走馬灯のように映し出されるシーンから一変、キダとマコトのシリアスな表情が映し出され、 “この物語には仕掛けがある”というメッセージとともに緊張感あふれるシーンが収録された。「俺はこのエンドロールを見届けなければならない、なあそうだろ?」と問いかけながら鋭い表情で一点を見つめるキダの姿とともに、10年かけて、キダとマコトが企てた日本中を巻き込んだ“ある壮大な計画” へのカウントダウンの始まりを告げる時計の秒針の音で映像が締めくくられる。ナレーションは主演の岩田が担当している。
併せて解禁となるティザービジュアルでは、薄紫色の空の下に意味深な表情でたたずむキダとマコトが切り取られている。さらに、中村アン演じるリサの父親で、世に多大な影響力をもつ大物政治家を石丸謙二郎、キダとマコトが働く自動車修理工場の社長でキダが裏社会に入るきっかけを作った人物を大友康平、キダを「交渉屋」へと育てる、裏の世界で暗躍する組織のトップを柄本明が演じていることが明らかになった。
(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会