◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
バイクライター:福田 満雄
バイク免許取得から28年、所有したバイクは20台以上。シンプルでわかりやすい文章を書くライター。複数のメディアで記事を書いています。
2020年8月時点の愛車はBMW F850GSとホンダスーパーカブ110。
一日中バイクに乗っているのが好き。過去には日帰り1,000kmツーリングや、スーパーカブ110で1日450kmツーリングなども。
大切なバイクを盗難から守るため、バイク用ロックは必須のアイテム。この記事では、選び方、チェーン・U字・ディスク・アラーム付きなど、ガレージのない自宅周辺で使えるタイプから、外出先でも使いやすいコンパクトなタイプなどをご紹介します。
バイク用ロックの必要性
世界の中でも比較的治安がいいと言われている日本でもバイクの盗難件数は毎年多いのが現状。バイクが盗まれてしまったとしても、バイク窃盗の検挙率は低くたったの10%ほど。バイクの鍵をしているだけでは盗まれてしまう可能性が高いのが悲しい現実です。絶対バイクを盗まれたくない!と思っている方であればバイク用のロックをしっかり準備しておきましょう。
本記事ではそんな巧妙化するバイク盗難の手口から愛車を守る強力なバイク用ロックのおすすめや、バイクセキュリティ対策の方法について詳しくご紹介していきます。
自分のバイクを守るのは、バイクを所有しているライダー自身の責任です。しっかりと対策しておきましょう。
バイク用ロックの選び方
ここからは、バイクライターの福田満雄さんにお話をうかがい、バイク用ロックの種類と施錠方法についてご紹介します。ポイントは下記の2つ。
【1】バイク用ロックの種類を選ぶ
【2】施錠方法で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】バイク用ロックの種類を選ぶ
まずはじめに、バイク用ロックの4つの種類についてご紹介します。それぞれの特徴をおさえて自分の用途に合ったタイプを見つけてみてください。
使い勝手抜群の万能タイプ「チェーンロック」
バイク用ロックのなかでも一般的なのが、U字ロックとチェーンロックです。いずれもバイクのホイール部分に通して使用します。
U字ロックはコンパクト、軽量なものもあるので自宅から外出先まで使いやすいのが特徴。一方形を変えられない、工具などでかんたんに壊されてしまう可能性があるのでほかのものと併用するのがよいでしょう。
チェーンロックは持ち運びしにくい一方、かんたんに切断できない、フレキシブルに形を変えられるのでいろいろなロック方法と併用しやすいといったメリットがあります。
併用しやすい定番タイプ「U字ロック」
バイクのディスクブレーキ部分にはさんで使用するのが、ディスクロックタイプのバイク用ロックです。コンパクトなため外出先やツーリングなどの盗難防止にも使いやすくなっています。
一方で、ライダー自身がロックをしているのに気がつかず発進してしまうトラブルが起きやすいです。ハンドル部分に巻きつけてディスクロックしている目印になるリマインドワイヤーなどを併用しましょう。また、バイクを持ち上げて物理的に持ち去る盗難にはききません。自宅や長時間の駐車の場合、チェーンロックなどと併用するのが向いています。
ツーリングなど出先で使いやすい「ディスクロック」
バイクのディスクブレーキ部分にはさんで使用するのが、ディスクロックタイプのバイク用ロックです。コンパクトなため外出先やツーリングなどの盗難防止にも使いやすくなっています。
一方で、ライダー自身がロックをしているのに気がつかず発進してしまうトラブルが起きやすいです。ハンドル部分に巻きつけてディスクロックしている目印になるリマインドワイヤーなどを併用しましょう。また、バイクを持ち上げて物理的に持ち去る盗難にはききません。自宅や長時間の駐車の場合、チェーンロックなどと併用するのが向いています。
イタズラ対策にも効果的「アラーム・イモビライザー」
アラーム・イモビライザータイプのバイク用ロックは、バイクに振動などの異常を検知すると、大音量でアラームを鳴らすのが特徴。バイクを持ち上げて物理的に盗んでしまう盗難にも有効です。
また、ほかのバイク用ロックを併用すればチェーンやU字ロックを壊されたときなどでもアラームが鳴ります。盗難はもちろん、バイクへのいたずら防止にも有効です。
【2】施錠方法で選ぶ
バイク用ロックは、単体で効果があればそれにこしたことはありません。しかしながら、完全に切断を防ぐことは極めて困難です。そのために、施錠方法やひと工夫を加えることで、大幅に切断を遅らせたり、防犯効果を高めたりすることができます。ここでは、そうした防犯性を高めるための方法をいくつかご紹介します。
高い防犯性「鍵付きタイプ」を選ぶ
鍵がないと開けられない鍵付きタイプは、防犯性が高い分、鍵をなくすと開錠できないというリスクもありますので、鍵は常に持ち歩くなど、管理には注意が必要です。
手軽に使える「ダイヤル式タイプ」を選ぶ
ダイヤル式タイプのメリットは、鍵がなくても開けられること。桁数の多いタイプほど防犯性も高まります。
自宅保管なら地球ロックをする
地球ロックとは、その名のとおりバイクを地面(地球)とつなぎあわせることで持ち運びによる盗難を防止するロックのことです。一般的な地球ロックは、建物の支柱や侵入防止の柵など地面に設置されているものとバイクを、チェーンロックなどを使用してつなぎとめる方法です。
バイク用ロックのなかには、アンカーを地面に打ち込むことで自力で地球ロックができるアイテムもあります。自宅保管の場合盗難防止のロックとして選択肢になりますが、集合住宅の場合はアンカーの設置ができるかどうかもチェックしておきましょう。
切断されにくいタイプを選ぶ
強度が高いバイクロックの選び方としては、まず「太い」こと。チェーンロックの場合は、さらに焼き入れ加工を行った素材がおすすめです。ただし、少しでも切断を遅らせることを考えると、細いチェーン型よりもプレート型(折りたたみ型)のほうをおすすめします。
複数のバイク用ロックを併用する
フロントホイールにディスクロック、リアホイールにチェーンロック、さらにそれらを地球ロックするといった具合に複数のバイク用ロックを併用することで、より防犯効果を高めることができます。ロックを増やすほど開錠も大変ですが、その分、盗難防止にもつながります。
ダミーの防犯カメラを設置する
自宅のガレージや敷地内にバイクを保管するのであれば、ダミーの防犯カメラも有効です。ダミーであれば、Amazonなどで1000円程度で購入することができます。
バイクカバーと併用する
バイクカバーを併用するメリットは、バイク自体を隠すことができることにあります。また、バイクカバーにはロックを通すスリットが付いているので、そこにロックを通すことができます。
バイクライターがアドバイス
【エキスパートのコメント】
自宅用と外出用で使い分け、複数個使いも可能
バイクロックは、商品によって大きさや重さがさまざまです。自宅用なら重量が20kgを超えるようなものがあります。外出用ならロックが収納に入るか要チェック。また、バイクロックは発売時期が新しい製品がベター。理由はバイク窃盗の手口に対抗できるようアップデートされているからです。そして、ロックは複数個つけると破るのに手間がかかるため、窃盗犯が手が出しにくくなります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)