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【この記事のエキスパート】
フラワー装飾1級技能士/劇毒物取扱主任者 :岡 明彦
フラワーデザインスクール主宰。
生花店35年経営の経験から花や園芸などの知識を活かし、フラワーデザインやガーデニングの講師を各方面にて努め、ライターとしても記事執筆などをを行っています。
茨城県フラワー装飾技能士検委員も務めました。
本記事では、インテリアとして映えるおしゃれな花瓶の選び方とおすすめ商品をご紹介。つぼ型、筒型、ラッパ型、一輪挿しなど形状別に紹介していきます!他にも、今人気の北欧風インテリアに合うものや木製のフラワーベースなども掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
おしゃれな花瓶の選び方
それでは、おしゃれな花瓶の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは、形状・サイズ・素材の3つです。
花の背丈や量に合わせて形状を選ぶ
おしゃれな花瓶を選ぶときは、まず花瓶の形状に注目してみましょう。
つぼ型|初心者でも使いやすい
口がすぼまっているつぼ型は、口径が広すぎないため花が散らばることが少なく、初心者でもきれいに花が生けられる花瓶です。ふんわりと膨らんだフォルムも美しく、飾る花を選ばないため、ひとつ持っておくと重宝するでしょう。
お祝いやプレゼントに花をもらったからとりあえず花瓶がほしい!という人におすすめの形です。
筒形|背丈の高い花や枝ものを生けるなら
筒状の花瓶は、安定感があり倒れにくいのが魅力です。背が高い花や枝ものを生けても倒れにくく、きれいに飾れます。枝ごと花を生けるのに適しているのもポイントです。
プレーンなシルエットなので、どんな雰囲気の部屋にもしっくりなじみます。倒れにくい花瓶を探している人や、枝を生けることが多い人にぴったりといえるでしょう。
ラッパ型|ブーケを生けるのにぴったり
口がラッパ状に広がった花瓶は、ブーケを生けるのにぴったりです。つぼタイプよりも花に動きをつけやすいので、生け方によってさまざまな見せ方ができます。生ける本数が多い場合や、ブーケを生ける場合、口が広く生けやすいのもポイント。背が低いアイテムが多く、安定感があって倒れにくいのも魅力です。
大きいものを選びがちですが、大きすぎるラッパタイプの花瓶はかえって花が動きすぎてしまうので、少し小さめのものを選ぶとよいでしょう。
一輪挿し|野花やドライフラワーを挿してもかわいい
1本から数本の花を生けるなら、コンパクトでデザインの種類が豊富な一輪挿しがよいでしょう。場所を取らないので、玄関や食卓などに気軽に花を飾ることができます。野花やドライフラワーを挿してもかわいいです。
一輪挿しは、口径が小さいものが多いです。内側が洗いにくいので、一輪挿しの花瓶を購入するときは、中を洗うためにブラシなども合わせて購入しましょう。
花とのバランスを考えてサイズを選ぶ
花瓶の高さや口径のサイズを考えて選ぶと、見栄え良く花を生けることができます。
美しく見える花と花瓶の比率にはさまざまありますが、初心者は花瓶と花瓶から出ている花の部分が「1:1」になるような高さの花瓶を選ぶといいでしょう。
また、口径が広すぎると花がばらけてしまい、全体のバランスを取ることが難しいです。基本的には口径が10cmくらいのものを選ぶと、すっきりとまとまりのある見ために仕上がります。お手入れもしやすいのでおすすめです。
部屋の雰囲気や好みに合わせて素材を選ぶ
おしゃれな花瓶は材質もさまざまです。ぜひ材質にも注目して選んでみましょう。
ガラス製|生ける花を選ばず、どんなインテリアにも合う
ガラス製の花瓶は、透明感があり涼しげで、色がついていないものであれば生ける花を選びません。和・洋・北欧など、どのようなインテリアにもなじむため飾りやすいです。ある程度重さがあるので、倒れにくいのもポイント。
使ううちに内側に汚れがついたり、くもりが目立ってくることがあるので、こまめに水を変えたり、定期的に漂白するなどしていつも透明感のあるきれいな状態を保ちましょう。
陶器製|インテリアの雰囲気に合わせやすい
ぬくもりのある陶器の花瓶は重厚感があり、上品な雰囲気を演出してくれます。こちらもさまざまなインテリアに合わせやすいのが魅力です。幅広く使える陶器の花瓶を探しているのであれば、白やグレーのものがシンプルで使いやすいでしょう。
陶器の花瓶は、外側から内側の汚れが見えない分、知らず知らずのうちに汚れが溜まってしまいがちです。洗いやすいかたちのものを選ぶだけでなく、こまめにブラシなどで洗うようにしましょう。
木製|和モダンや北欧風インテリアとの相性◎
ウッディでモダンなインテリア、北欧風インテリアに合わせたい人には木製の花瓶がおすすめです。一つひとつ異なる木目や木が醸し出す温かい雰囲気が、見るだけでホッと落ち着いた気持ちにさせてくれます。
水が染み出してこないか心配になりますが、花瓶の中にガラス製の容器がセットで入っている商品も多く、安心して花を生けることが可能です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
花瓶という器によって、花の風情が際立ちます
花瓶は、その形状および絵付けの色合いによって、活ける花々の表情を生き生きと見せることができるアイテムのひとつといっていいでしょう。
洋室、和室など置く場所にマッチングする素材やデザインのタイプを選ぶことと、活ける花との相性、活け方を考えることもおしゃれのポイントを上げることに繋がります。
人気メーカー・ブランドの特徴
おしゃれな花瓶の注目ブランドを紹介しましょう。花瓶を選ぶときは、ぜひこちらのブランドの商品もチェックしてみてください。
個性的なデザインの「iittala(イッタラ)」
iittala(イッタラ)は、フィンランドにある小さな村・イッタラ村で生まれたブランドです。美しさと機能性を兼ねそなえたデザインは、ブランドが創立された1881年から変わらずに受け継がれています。
シンプルでありながらユニークなiittalaのアイテムは、長く使い続けられるデザインの花瓶を探している人にぴったりです。
陶器のぬくもりが感じられる「Kahler(ケーラー)」
Kahler(ケーラー)は、1839年に陶芸家のハーマン・J・ケーラーが創業したデンマークの陶磁器ブランドです。「すべての人々に芸術を」というポリシーのもと、伝統を大切にした革新的な製品を生み出し続けています。
職人の手作業によって作られる製品は、ハンドメイドらしいぬくもりと個性に溢れているのが特徴。初心者でも使いやすいデザインの陶製の花瓶を探している人は、ぜひチェックしてみてください。
華やかでエレガントな「Nachtmann(ナハトマン)」
Nachtmann(ナハトマン)は、1834年にドイツのバイエルン地方で創業したブランドです。ガラスらしい透明感のある美しさをもつデザインが特徴で、熟練の職人の技術とテクノロジーを使って質の高い製品を生み出し続けています。
エレガントでありながらダイナミックで、華やかなデザインの花瓶は、特別な日を演出するにふさわしいアイテムといえるでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)