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【この記事のエキスパート】
コスメ&メイクライター:古賀 令奈

コスメ&メイクライター:古賀 令奈

京都在住のコスメ&メイクライター、コスメコンシェルジュ。

「マイナビウーマン」「ELLE ONLINE」などの女性向けメディアで、主にコスメレビュー、メイクのHow To記事を執筆。
大手化粧品会社、大手食品会社、大手化粧品コミュニティサイトなどの企業案件も担当。

「JAFCA 一般社団法人日本流行色協会」2021年春夏流行色メイクパターン作成。
マンツーマン形式で実践的にお悩みに応える「メイク相談室」を運営。


照明付きで顔を明るく照らして丁寧なメイクができると人気の女優ミラー(ライト付きミラー)。卓上式やスタンド式、壁掛け式などさまざまなタイプがあります。本記事ではコスメのプロに話をうかがい、ライト付きミラーの選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミをご紹介しています。

女優が使うミラー?普通の鏡と何が違うの?
ライト付きで便利なミラー

出典:Amazon

「女優ミラー」とは、株式会社トレインの登録商標です。「女優ミラー」のように鏡のまわりにLEDライトがついている鏡は人気があり広く知られています。ライトで照らす光の効果によって、肌の色やコスメの色などをチェックしながらメイクができる便利なアイテムです。

いつもと同じ明るさのなかでメイクができるので、天候や場所によって仕上がりが変わることもありません。卓上式やスタンド式にくわえて、持ち運び可能なコンパクトサイズなど多くの商品が市販されていますよ。外出先でのメイクなおしにも使えるので便利です。

持ち運びする? ドレッサーにしたい?
ライト付きミラーの選び方

ここからは、ライト付きミラーを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記の通り。

【1】鏡のタイプ
【2】サイズ
【3】LEDライトの数と調光機能
【4】給電・充電方式
【5】高さ・角度調節機能
【6】+αの機能にも注目

メイクする場所もふまえて、使い勝手のよいライト付きミラーを選ぶ参考にしてください。

【1】鏡のタイプを選ぶ

ライト付きミラーには、卓上で使うコンパクトサイズと、壁掛けで使うもの、コンパクトサイズのもの、ドレッサー付きのものがあります。

それぞれに特徴がありますので、自分が使いやすいタイプのものを選んでくださいね。

卓上タイプ|テーブルに置いてメイクできる

出典:Amazon

卓上で使うタイプは、スタンドがついているとテーブルに置いてメイクがしやすいです。化粧品やメイク道具を置いておけるトレイが付いているタイプを選ぶと、忙しい時間でもメイクを手早く済ませられます。

鏡の高さや角度が合っていないとメイクをする際の姿勢が悪くなるので、高さや角度が細かく調節できるものを選ぶようにしましょう。

壁掛けタイプ|置き場のスペースを取らない

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使う場所が決まっている人は、壁掛けタイプもおすすめです。テーブルの上などスペースを必要としないので壁面を有効活用できます。購入する際は、掛けるための穴が開いているか、どう取り付けるのかをチェックしましょう。

壁掛けタイプの中には、卓上タイプとしても使えるものがあります。いろいろなところで使いたい人は、両方の使いみちができるかも確認すると良いでしょう。

コンパクトタイプ|出先でのメイク直しに便利

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持ち運びしたい人には、コンパクトサイズがおすすめです。アイメイクや口紅などをピンポイントで確認できます。

ただし、サイズが小さいので顔全体をチェックすることには不向きです。

ドレッサータイプ:メイク用品を収納できる

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ドレッサータイプは、いつも使う化粧品やヘアケアアイテムなどを収納しておけるので便利です。特に、忙しいときでもサッとメイクをしたい人やたくさんの化粧品を持っている人におすすめのタイプです。

ただし、ドレッサーは場所を取るので、部屋に置くスペースがあるか確認してから置くようにしましょう。

【2】鏡のサイズをチェック

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コンパクトタイプやドレッサータイプなど、商品によって鏡のサイズが異なります。出先でメイクチェックをするならタブレット端末程度の大きさだと持ち運びにも便利でしょう。

朝のメイクに使うならA4サイズ以上のものがおすすめです。デコルテまで映せるので、顔全体のバランスや首と顔の色の違いまでチェックすることができます。

【3】ライトの数と調光機能をチェック

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鏡についているLEDライトは、メイクに適している自然光に近い明るさがあります。

よりきれいにメイクを仕上げたいなら、LEDライトが鏡のまわりを囲むように設置されているものを選びましょう。顔全体を照らせるため、洗面所や寝室など自然光が入りにくい場所でのメイクもきれいに仕上げられます。

ただし、明るさを調整できる調光機能がないとまぶしさを感じてしまうことも。また、電球色など色彩パターンを変えられるものだと、シーンに合わせてメイクができるので便利です。

【4】使用するシーンに合わせて給電・充電方式を選ぶ

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ライト付きミラーはLEDライトをつけるために電源を必要とします。USBと乾電池の2タイプが主流ですが、USBについては給電方式と充電方式があるため、注意が必要です。

USB充電式はスマホなど充電して使う商品と同じ仕組みのため、なじみのある方も多いでしょう。

USB給電はUSB充電とは異なり、つねに接続している状態でなければ使えません。そのため、USB給電方式のミラーを使うときはモバイルバッテリーやノートパソコンなど給電をおこなう機器が必要です。

【5】高さ・角度調節ができるものを選ぶ

出典:Amazon

メイクをするときは、ミラーが顔に対して平行になるように置くことが大切です。しかし、置く場所が低すぎるとうつむいた状態になり、LEDライトで照らしていても影ができてしまいきれいに仕上がりません。

そのため、ライト付きミラーを選ぶときは高さや角度を調整できるものを選びましょう。卓上ミラーは角度をこまかく調整できるものがあり、使う場所に合わせて角度を変えられます。持ち運べるものもあるので使い勝手のよいものを選んでみてください。

【6】+αの機能にも注目

ライト付きミラーを利用する時にあると便利な機能・構造についてご紹介します。

三面鏡|横顔もしっかりチェックできる

出典:Amazon

一面鏡だけでなく、三面鏡タイプのライト付きミラーもあります。正面だけでなく、横顔もチェックできるので、メイクやヘアスタイルの確認もしやすいですよ。また、使わないときはたたんでおけるので、鏡がむき出しにならずに汚れにくいのもメリットです。

拡大鏡|眉や目もとなどアイメイクに便利

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眉や目もとなどアイメイクをするときは、拡大鏡があると便利です。拡大率が2、3倍のものを選ぶと、ほかのパーツとのバランスをみながらメイクできるので便利です。

なかには、拡大率10倍の拡大鏡もあります。少し離れたところでも目や口もとなどを特定のパーツをしっかりとチェックできます。等倍を含む2、3倍の拡大鏡がついているミラーからはじめて、より入念にチェックをしたいときに10倍拡大鏡を検討してみてください。

プロからひとこと!
エキスパートからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

「女優ミラー」と呼ばれるライト付きミラーを選ぶときは、電球をチェックしておきたいところ。電球の数が多いものや、広範囲を照らせる電球だと、希望の明るさを追求しやすくなります。

コストダウンを重視すると、想像しているような明るさを出せないこともあるため注意が必要です。

ただし、明るさを追求するとミラーのサイズも大きくなりやすいので、設置場所を考慮して選ぶことも大切です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)