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【この記事のエキスパート】
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター:すぎ けいこ
17年の保育園勤務経験と子育て経験があります。現役ベビーシッターとしても活動中。
「子育てはみんなのもの」周りの人に頼りながら子育てするのが、当たり前な世の中になってほしい。パパママが元気になってほしいと願いながら、発信にも尽力しています。保育士資格所持
テーブルに取り付けるだけのベビーチェア「テーブルチェア」は、便利で人気のあるアイテムです。カトージやリッチェルなどの有名メーカーから、洗濯できるかバー付きのものなどおすすめの商品を紹介します。通販サイトの人気ランキングも参考にしてみてくださいね!
危ない? いつから使える?
ベビー用テーブルチェアの安全性
ベビー用テーブルチェアは子どもの立ち上がりを防止し、快適に食事をさせる手助けをしてくれる便利なベビーグッズです。使用時期は赤ちゃんによって異なりますが、離乳食が始まるタイミングで使い始める方が多いです。
テーブルに取り付けるため、気になるのはその安全性ですよね。現在日本で販売されているものは厳しい審査をクリアした安全性の高い製品です。使い方や体重の目安、取りつけ方法をきちんと守ることで安心して使用できます。
また、ベビー用テーブルチェアを使うときには見守りを行なうこともとても大切です。家族みんなで同じテーブルにつくことで、赤ちゃんが食事の楽しさを学ぶことができますよ!
離乳食に役立つ!
ベビー用テーブルチェアの選び方
ここからは、ベビー用テーブルチェアを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。保育士&ベビーシッターのすぎ けいこさんのアドバイスもご紹介しています。
赤ちゃんにぴったりのベビー用テーブルチェアを選ぶために参考にしてみてくださいね。
取りつけ可能なテーブルの厚みを確認
ベビー用テーブルチェアを購入するときは、まず取りつけたいテーブルの厚みをチェックしましょう。
商品によって取りつけ可能なテーブルの厚みは異なりますが、ほとんどのベビー用テーブルチェアは20~40mmの厚みのテーブルに対応しています。天板が極端に薄かったり逆に非常に厚みがあったり、特殊な形状のテーブルの場合には取りつけられないことがありますので注意が必要です。
またテーブルの内側に梁(はり)などがあると、突起が邪魔をしてベビー用テーブルチェアをしっかりとテーブルに固定できない場合があります。購入前に、チェアの取りつけ可能天板サイズを確認するようにしましょう。
転倒や事故を防ぐ安全機能は?
ベビー用テーブルチェアでの転倒や事故を防いで使うには、「テーブルへの取りつけ方法」と「チェア付属のベルト」が重要です。
テーブルへの取りつけ方法と付属ベルトの種類は、商品によって異なります。赤ちゃんに合わせてしっかりと機能を選んでみてください。
2点固定式・3点固定式のそれぞれの特徴
ベビー用テーブルチェアのテーブルへの固定方式には2種類があります。テーブルの裏の左右1カ所と表左右1カ所で支える「2点固定式」と、テーブルの裏左右2カ所と表左右1カ所で支える「3点固定式」です。
3点固定式のほうがテーブルへの固定は安定しますが、折り畳んだときにかさばってしまうという問題点があります。2点固定式でも安定性に問題はなく使用できます。
しっかり固定できるのは5点ベルト
現在増えてきている固定ベルトのタイプが、腰と股にプラスして両肩を支える「5点式ベルト」です。チェアからの転落を防ぐため、体をしっかりチェアに固定することができます。おすわりがまだ苦手な赤ちゃんにとくにおすすめです。
食事中にチェアをいやがらない場合は従来の3点式ベルトでも問題ありませんが、チェアから抜け出してしまうおそれがある場合は、5点式ベルトタイプを選択するとよいでしょう。
よく動く赤ちゃんには姿勢が安定する背もたれ付きを
のけ反ったりよく動いてしまう場合は、背もたれ付きのテーブルチェアがおすすめ。頭から背中までしっかりと支えてくれるため、姿勢が安定します。
ただし、お手入れの際に洗濯して乾くまでに時間がかかってしまうことも。洗濯のタイミングに注意しましょう。
取りつけ方法で選ぶ
ベビー用テーブルチェアの取りつけ方法には2種類あります。取りつけ方法には、「ねじ式」と「ロックバー式」の2種類があります。
使用環境に合わせて、ぴったりの取りつけ方法を選んでください。
自宅で使用するならば「ねじ式」を選ぼう
ねじ式はテーブルの天板の下にアームをひっかけ、ネジをぐるぐると回して固定するタイプ。安定性が高く左右にもズレにくいというメリットがあります。しっかりとテーブルへの取りつけが可能なので、自宅での使用にはねじ式がぴったりです。
しかし取りつけにはやや時間がかかってしまうため、外出時には少したいへんなことも。うまく取りつけができないときは、机の下に潜り込んで取りつけを行なう必要があります。
外出時には「ロックバー式」が便利
ロックバー式は、天板をはさみ込むようにチェアを取りつけ、がっちりとロックバーで固定するタイプ。安定性ではねじ式にやや劣りますが、ワンタッチでかんたんに取りつけられます。
カチッとレバーを引いてロックをかけるだけなので、外出のときでも取りつけ・取り外しがねじ式よりもスムーズです。赤ちゃんを連れているときには、とくにロックバー式の取りつけは非常に便利です。
お出かけ用のベビー用テーブルチェアをお探しでしたら、ロックバー式を選んでみてください。
対象年齢だけでなく耐荷重も確認
ベビー用テーブルチェアの対象年齢は、ほとんどの商品がしっかりとひとりで座れる5カ月ごろ~3歳までとなっています。そして体重の目安は15~18kgまでが一般的です。
しかし子どもの発育には個人差があり、対象年齢でも成長度合いによっては使用できないことがあります。ベビー用チェアを選ぶときは、対象年齢だけではなく耐荷重もしっかり確認してから購入するようにしましょう。
持ち運びのしやすさをチェック
外出先でも使うためには、コンパクトに折り畳めるタイプのベビーチェアを選びましょう。折り畳めないタイプのチェアでは、とくに公共交通機関での持ち運びはとてもたいへんです。
ほかにも助かるのが、背もたれ部分に小さなポケットがついたタイプ。チェアをかたづけるときに、ささっとこまかいものをしまえるのでとても便利です。また外出用には、持ち運び用バッグが付属しているタイプのチェアがおすすめです。
付属のオプション品があると便利
専用の食事トレイなどの付属品がついたベビー用テーブルチェアもたくさん販売されています。専用の食事トレイは食べこぼし防止の工夫があり、お手入れがかんたんになりますよ。
外出の際のトレイの持ち運びはかさばるため、家庭のふだんの食事のときだけトレイを使用して、外出時にはチェアだけを持ち運ぶという使い方もできます。
お手入れ方法も確認しよう
ベビー用テーブルチェアは食事のときに使用するため、汚れやすいのが悩みのひとつです。とくに水気の多い食べものがこぼれてしまったときなど、サッと拭いただけでは清潔にたもつことができません。
汚れが気になる場合は、外側のカバーを外せる商品を選んでみてください。そのまま洗濯ネットにいれて洗濯機で洗えるタイプもあります。
保育士&ベビーシッターがアドバイス
取り付けやすく、丸洗いできるものを選びましょう
【エキスパートのコメント】
省スペースで使用できて、便利なテーブルチェアは一つあると便利です。選ぶポイントとしては、食べこぼしが多い年齢でもあるので、丸洗いできるものを選びましょう。
また、子どもを座らせる前にグラグラしないか確認してから座らせてください。子どもは想定外の動きをするので、使用中は大人がそばにつき、転落予防に努めましょう。