AMDは9月15日、Twitter公式アカウント@Radeonで、次期GPU「Radeon RX 6000」シリーズを搭載したグラフィックスカードを公開した。投稿されたツイートには、Fortnite上のコンテンツ「クリエイティブアイランド」で用いる12桁のアドレス「8651-9841-1639」が記されている。

  • AMD、Radeon RX 6000シリーズを発表 - Fortniteで製品詳細も明らかに!

    Radeon「RX 6000 series」

Radeon RX 6000シリーズは、AMDの次世代グラフィックスアーキテクチャ「RDNA 2」を採用するGPU。Twitterに投稿されたグラフィックスカードの画像からは、リファレンスクーラーに3連ファンを採用することや、補助電源が8pin×2であることがわかる。

また、ツイートに記載されているFortnite「クリエイティブアイランド」のアドレスで製品の3Dモデルを確認したところ、映像端子にはHDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-Cが搭載されているようだ。端子の上部にプラスとマイナスのシンボルが入っており、マイナスのDisplayPortは入力端子として動作するのかもしれない。

  • 海の上空にグラフィックスカードが浮いているため、ブラケット部に背景の青空が映り込んでいる。
    HDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-Cを搭載する模様

FortniteでRadeon RX 6000を見てきた

というわけで、FortniteにログインしてRX 6000を細かくチェックしてみた。クリエイティブアイランドのロビーには既にさまざまな世界へのゲートがすでに開いており、ゲートの前のコンソールからアドレスを入力することで、自由に目的地を設定できる。

  • 「クリエイティブアイランド」ロビーの様子

  • ゲートの前のコンソールで行き先を変更

  • 「8651-9841-1639」と入力すると、AMDの空間に繋がる

  • ポータルをくぐると、そこもまたロビーに。
    バトルが楽しめる空間も別途用意されているが、今回はRX 6000を見に行く

アドレスを入力してポータルをくぐると、そこは大海の上空に巨大なグラフィックスカードが浮かぶ異様な空間となっていた。陽光を受けてファンのブレードが輝いている。

  • 突然視界いっぱいに現れるグラフィックスカード。リファレンスモデルとして3連ファンを採用する

  • 2スロット厚、補助電源は8pin×2を要求

  • 映像出力端子部。HDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-C

  • バックプレートのようなものと、GPU裏面らしき場所

  • カードの右下にはファン用の電源端子らしきものが

  • ファンの電源端子としては多い、8つの接点を備えていることがわかる。RGBイルミネーション用か

3Dモデルは虚空に浮遊しているので、360度から新型グラフィックスカードを眺めることができ、Twitterに投稿された画像からはわからなかった部分を確認できる。気になる映像端子には、HDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-Cを搭載。端子の上にプラスとマイナスのシンボルがあり、単なる出力端子とは限らないかもしれない。他には、ボード下部に謎の電源端子が2つあるのを発見。ファンの電源と合わせて、RGBイルミネーションに使うものかもしれない。

なお、Radeon RX 6000シリーズに採用されるアーキテクチャ「RDNA 2」の正式発表は10月28日が予定されている

  • 時間帯のせいか、筆者の他には誰もいませんでした