お笑いコンビ・爆笑問題の太田光、講談師の神田伯山、タレントのファーストサマーウイカが出演するテレビ朝日系バラエティ番組『太田伯山ウイカのはなつまみ』が、16日(23:15~24:15 ※一部地域除く)に放送される。
番組タイトルの『はなつまみ』とは、“厄介者”や“始末に困る人”という意味。この番組は、“嫌われ者”について学び、対処法を考えていこうという内容だ。
ウイカは、8月半ばに行われた『太田伯山』の収録に、ゲストとして参加。それが大いに盛り上がったことから、この顔ぶれで番組を作ろうという企画が立ち上がり、今回の放送が実現した。
最初のトークテーマは「SNSで友達申請してくる上司。これってはなつまみ者?」。ウイカは「ひとり承認しちゃうとほかの上司も承認しなくてはいけなくなる。それは面倒」と賛同し、弘中綾香アナウンサーも「仕事とプライベートは線引きしたい。上司には空気を読んでほしい」と訴える。
伯山も「師匠たちには(自身のSNSを)フォローされたくない」と語り、師匠がフェイスブックをはじめたとき、自分は即座に退会したというエピソードを紹介。一方で、SNSをまったくやっていない太田は「だって公開しているんでしょ?」「そういう目的のツールでしょ?」と反論する。
ほかにも、「同僚への誕生日プレゼントのために集金される」「職場でカラオケに行くとき、80年代縛りの選曲を提案するのは、はなつまみ行動か!?」などといったテーマを展開。再現VTRには職場の上司役で爆笑問題・田中裕二、部下役で弘中アナが出演する。
収録終了後、太田は「このメンバーは似た者同士だからトークもいい感じで、僕は『これ、けっこういい番組なんじゃない!?』って思いましたね。このメンバーで報道番組もできるんじゃないかな(笑)。そのぐらい手ごたえを感じました!」と興奮気味に語るとともに、「ウイカちゃんは毒舌って言われているけど、話してみたら、それはやさしさなんだと気づきました。僕と伯山だけだとギスギスしそうなところも気をつかってくれました」とウイカのバランス感覚をべた褒め。
伯山も「少しでもみなさんのストレスを晴らすような番組になればいいですね。ウイカさんは、さすが苦労人! 僕らのトークを“中和”してくださいました」と感服していた。
2人に絶賛されたウイカは「いや、私までそっち側(暴走する側)にいっちゃったら大変になると思ったんです(笑)!」とコメントしつつ、「『自分は間違っているんだろうか』という思いを抱えている人たちに、共感してもらえるような、“はなつまみのお悩みホットライン”みたいな番組になったらいいな」と笑顔。
しかし、弘中アナは「番組自体はとても面白かったのですが、自分の力不足を痛感しました。太田さんはすぐに脱線しちゃうので、やっぱり難しいといいますか…(笑)」と反省。その姿を見て、太田も「…申し訳ない…!」と平謝りしていた。