俳優の西島秀俊が、女優の清原果耶がヒロインを務める2021年度前期NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演することが14日、明らかになった。
連続テレビ小説第104作『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原)が、天気にとことん向き合う“気象予報”の仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。
このたび、百音が登米で出会う人々を演じる新キャストが発表された。西島が演じるのは、百音を気象予報の世界に導くテレビで有名な気象キャスター・朝岡覚。物腰柔らかな人物で、登米を訪れた際には百音に「気象予報は未来を予測できる世界なのだ」ということを教える。東京の民間気象予報会社で働き、各分野の「気象ビジネス」にも精力的に取り組んでいる。やがて上京した百音の上司となる。
西島は「脚本の安達奈緒子さんとまたご一緒できること、そして『とと姉ちゃん』以来の“朝ドラ”の現場に参加できること、大変うれしく思います。『気象予報士』は、現代を生きる私たちのくらしと密接に結びつき、ときには人の命にも関わる責任ある職業です。百音が目指す気象予報士・朝岡覚という人物をどんな風に演じられるか、作品に真摯に向き合い、そして楽しみながら挑んでいきたいと思います」とコメントしている。
そのほか、登米の資産家・新田サヤカ役に夏木マリ、百音とともに成長してゆく若手医師・菅波光太朗役に坂口健太郎、百音が働く森林組合の課長・佐々木翔洋役に浜野謙太、森林組合の古参職員・川久保博史役にでんでんが決定した。