カシオ計算機は9月14日、高機能メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新製品として、F1チーム「Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)」とのコラボレーションモデル「EQB-1100AT・ECB-20AT」を発表した。両者とも9月25日に発売する。税込価格は、ステンレスバンドのEQB-1100ATが71,500円、レザーバンドのECB-20ATが41,800円。
EDIFICEは「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げ、モータースポーツをモチーフとした腕時計。カシオは2016年から、F1チーム「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ)」のオフィシャルパートナーとなっており、Scuderia Toro Rossoは2020年シーズンからScuderia AlphaTauriへと名称を変更した。カシオも引き続きオフィシャルパートナーを務める。今回のEDIFICE新作は、チーム名が変わってから初のコラボレーションモデルとなる。
EQB-1100AT・ECB-20ATは、EDIFICEとScuderia AlphaTauriが共通して用いているネイビーカラーと、Scuderia AlphaTauriのチームカラーであるホワイトによるグラデーション文字板が目を引く。文字板、裏ぶた、バンドにはチームロゴが入っており、Scuderia AlphaTauriの世界観あふれるデザインに仕上げたとしている。
両モデルとも、Bluetoothでスマートフォンと連携するモバイルリンク機能を搭載。専用アプリを使って、時計の時刻設定やワールドタイム設定、時計のストップウオッチで計測したデータをスマートフォンへ転送といった機能を直感的に扱える。
メタルバンドのEQB-1100ATは、厚さ9.6mmの薄型ケースやサファイアガラス風防を採用。8角形のベゼルには、モータースポーツに欠かせないカーボン素材を使っている。防水性能は10気圧。世界2都市の時刻を同時に表示するワールドタイム機能を備える。
レザーバンドのECB-20ATは、スケジュールタイマー機能を持つ「ECB-20」がベースモデル。こちらも風防はサファイアガラス、防水性能は10気圧となっている。スケジュールタイマーは、タイトなスケジュールで動くレーシングチームの時間管理をサポートする機能だ。iOSのカレンダーアプリやAndroidのGoogleカレンダーと連携し、予定の開始・終了の時刻をEDIFICEのフェイス(液晶部分)に表示して音でも通知。また、スマホ側のカレンダーで予定を入力、修正すると、そのままEDIFICE側にも反映される。