スイスの時計ブランド「オリス」から、米メジャーリーガーのロベルト・クレメンテ(故人)の偉業を称えるタイムピースの限定モデルが登場。9月発売で価格は200,000円(税別)、限定3,000本となる。
ロベルト・クレメンテ(1934年~1972年)はプエルトリコ出身のメジャーリーガー。人道的な活動家として数々の慈善事業に携わる。1972年に発生した大地震の被災者に支援物資を届けるため、搭乗したチャーター機が海に墜落して命を落とす(ロベルト・クレメンテの遺体は見つかっていない)。その後、特別措置によって野球殿堂入りを果たしたほか、ロベルトの背番号21はパイレーツの永久欠番に指定。また、慈善活動を行ったメジャーリーガーに贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」としても受け継がれている。
オリスの限定タイムピース「ロベルト・クレメンテ リミテッドエディション」は、オリスとロベルト・クレメンテ財団のパートナーシップによって実現。ベースもデルはオリスの「ビッグクラウンポインターデイトシリーズ」で、限定数の3,000本はロベルト・クレメンテの通算安打数と同じだ。
ビッグクラウンポインターデイトとして珍しい白の文字板に、ロベルト・クレメンテが所属した球団「ピッツバーグ・パイレーツ」のユニフォームを彷彿とさせるゴールドとブラックを配色。背番号21にちなんで、日付の「21」とポインターデイト針がゴールドになっている。裏ぶたにはロベルト・クレメンテが打席に立つ姿を描いた。
ライトブラウンのレザーストラップには、野球のグローブ風のWステッチを施すなど、野球ファンにもうれしいディテールを盛り込んでいる。付け替え用のNATOストラップと専用工具が付属。
ケース素材はステンレススチール、ケース径は40mm、風防は内面無反射コーティングの両面ドーム型サファイアガラス、防水性能は5気圧。ムーブメントは自動巻き機械式「Oris754」(SW200-1ベース)、パワーリザーブは約38時間。