俳優の山崎銀之丞が12日、東京・新国立劇場で開催された『感謝の恩返しスペシャル企画 朗読劇「半沢直樹」』に出席し、TBS系日曜劇場『半沢直樹』(毎週日曜21:00~)の撮影について語った。
同イベントは、現在放送中の『半沢直樹』を応援している視聴者への“感謝の恩返し企画”として実施されたもの。山崎のほか、南野陽子、土田英生、尾上松也らが朗読劇を繰り広げた。
朗読劇終了後のトークショーで、山崎は「僕は1話と2話のみの出演なんですけど、ほぼ3月くらいには、僕のシーンは撮り終わっていました。その後、コロナによって撮影が2カ月以上ストップしまして、(「電脳雑技集団」の)社長と副社長に会っている証拠の写真を撮られるシーンだけ残っていました。それをやって、僕のシーンは終わりました」と明かし、「今になってみますと、本当に僕は『半沢直樹』に出てたんだろうかと(笑)。ただ、広重(多加夫)という役のその後を描いていただけて、この場にいさせていただくことは、非常にうれしいです」と感謝した。
トークショーでは、尾上が「敵役の先輩方が、思う存分やってる姿を見ると、チクショーという感じが…」と言及。その流れから、伊集院光が「それを見て、ちょっとうらやましいとか思うんですか」と質問すると、「顔のつくり方がもう歌舞伎ですよね、ほぼ(笑)」と山崎。
続けて、「昔、(市川)猿之助さんと舞台でご一緒させていただいたことがあって、そのときもまったく同じような顔のつくり方をなさっていたので(笑)。もうこれはドラマではなく、歌舞伎だなと思って、見てました」と話していた。
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