ロックバンドのflumpoolが12日、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY』(14:55~22:54)に出演し、同局系ドラマ『知らなくていいコト』の主題歌「素晴らしき嘘」を披露した。
山村はこの曲について「もともと、人と人のつながりを歌った曲。なかなか人と会えない、友達と会えない、そういう中で(みんな)絆の大切さを感じていると思うので、みんなと同じように絆を大切にできたらいいなと思って、このタイミングで歌えて本当に良かったです」とコメント。
今年の『THE MUSIC DAY』は無観客での開催だが、「見ている人もだいたい1人で見ているじゃないですか。そういう意味では、寂しさを共有するというか、それでみんなでつながるというか、こういう無観客ならではの音楽のつながりじゃないかと思いました」と感想を語った。
8月には無観客ストリーミングライブも実施したflumpool。「ライブも8カ月ぶり、全部新曲」(阪井)という中での新しい試みは「だれから見られているわからない緊張感」(小倉)、「テレビみたいな緊張感」(尼川)だったという。
最後に山村は「人はなぜ歌うのか」という当番組のテーマにちなんで、“歌う意味”について、「歌うことは人とつながることだと思うし、言葉にできない思いも歌なら伝えられる力があるので、言葉とか文字とかを通り越して人と人とがつながれるものだと思います」と話した。
例年7月上旬に放送してきた同番組だが、新型コロナウイルスの影響で、今年は9月に放送。「人はなぜ歌うのか?」をテーマに、元気を届けるため、愛を伝えるため、いつの時代もいろんな想いを歌で届けるアーティストが集結する。