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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター、WEBライター、ブロガー:ホリカワ ダット
WEBライター、ブロガー、元注文住宅の営業マン。高気密高断熱を得意とする建築会社の勤務経験を活かし「家探し」や「家づくり」のノウハウをわかりやすく解説。「インテリアコーディネーター」や「1級カラーコーディネーター(商品色彩)」などの資格保有。京都と滋賀の地酒をこよなく愛し、毎晩日本酒で晩酌するのが趣味。
壁時計は、時計としての実用性とインテリア性の両方をあわせもったアイテムです。機能面はもちろんのこと、デザインやサイズにもこだわって選びたいもの。本記事では、おしゃれな壁時計の選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
おしゃれな壁掛け時計の選び方
それでは、おしゃれな壁掛け時計の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】表示形式
【2】時刻の正確性
【3】サイズ
【4】動作音の仕様
【5】デザイン性
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】表示形式をチェック
壁時計の表示形式には「デジタル」と「アナログ」の2種類があります。「アナログ」は文字盤と針で時刻を示し、たくさんの商品が販売されています。デザインもさまざまなものがあるので、好みの壁時計を見つけやすいのがメリットです。
「デジタル」は数字で時刻を表示するもので、ひと目ですぐに時刻が確認できるのが特徴です。スタイリッシュな雰囲気の商品が多くなっています。
【2】時刻の正確性をチェック
壁時計には電波時計とクオーツ時計があります。一定周期で規則的に回転するのがクオーツ時計で、一般的なクオーツ時計は1カ月で15~30秒の誤差が出ます。もうひとつの電波時計について詳しく説明していきます。
▼電波時計|時刻を合わせる必要がない
電波時計はこのクオーツ時計に時刻修正機能がついています。日本標準時を電波でキャッチしてして、毎日自動的に時刻を修正します。そのため時刻のずれを人の手で修正する必要がなく、いつの間にか数分ずれていることもありません。
いつも正確な時間を把握しておきたい人や、時刻を合わせる手間をはぶきたい人は電波時計を選びましょう。
▼受信環境|自宅周辺を確認しよう
標準電波は福島県のおおたかどや山と佐賀県のはがね山から送信されています。半径1,000kmが受信範囲となっており、これは日本がすっぽり入る範囲ですが、送信所から離れるほど電波は弱くなります。また、地形や気象、建物の条件、置く場所や向きなどによって受信のしやすさが変わってきます。
鉄筋・鉄骨の建物、高圧線や架線があると使用しにくくなります。電波が受信できない場合は通常のクオーツ時計として使用しましょう。
【3】サイズをチェック
壁時計を使いづらく感じてしまうポイントが、時間の見やすさです。近づいて見るタイプの時計ではないため、ふだん生活している場所と時計の距離によっては、実際のサイズよりも小さく見えてしまうことも。
そこで、部屋の広さに合わせたサイズを手に入れましょう。寝室なら20~25cm、リビングなら25~30cmというサイズを基準にすると、見やすい時計を選びやすくなります。
【4】動作音の仕様をチェック
壁時計には「ステップムーブメント」と「スイープムーブメント」の2種類があります。使用する環境でどちらを選ぶか決めるとよいでしょう。
▼1秒をしっかり刻む「ステップムーブメント」
「ステップムーブメント」は、時計のなかでも一般的なムーブメントで、1秒毎に秒針が動いていくタイプです。針の動きに合わせてカチカチ音がするのが特徴で、規則的な音を心地よく感じます。
また、秒針の動きがわかりやすいため、タイマー代わりに使うことも可能。針の動きから止まっていることを把握することもでき、正しい時間を把握しやすいというメリットもあります。
▼カチカチ音が鳴らない「スイープムーブメント」
秒針の音が気になる人にぴったりなのが「スイープムーブメント」。「連続秒針」ともいわれるように、針がスムーズに動くのが特徴で、秒針のカチカチ音が鳴らないのがメリットです。
ただし、秒針の音は無くても歯車の動いている音は聞こえるため、無音ではないことに注意。寝室や自室など、何も気にせずにゆっくりと過ごしたい部屋には、スイープムーブメントの壁時計を設置しましょう。
【5】デザイン性をチェック
壁時計はインテリアのなかでも存在感のあるアイテムです。時計ひとつで部屋の雰囲気が大きく変わってきますので、部屋のテイストに合った壁時計を選びたいもの。シンプルで幅広いインテリアに合うものから、ユニークで個性的なものまでさまざまな壁時計があります。アイアン調のスタイリッシュな掛け時計ならモダンなイメージの部屋に、木製壁掛け時計なら和室やナチュラルテイストの部屋にも合いますね。
ブランドによっても個性が異なりますので、たくさんの壁時計をチェックして好みのものを選んでください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
壁時計は、お部屋の雰囲気に影響を与える力を持っています。思い切って目を引く意匠のものを選び、フォーカルポイント(注視点)にするのもよいでしょう。
壁時計には、ジョージ・ネルソン氏や渡辺力氏など名の知れたデザイナーの作品が多数あります。そういうものから選べば、デザインセンスに頼らなくてもオシャレなものが選べます。
設置場所と使う人のことを考えて選ぶのも大切です。
人気メーカー・ブランドの特徴
壁時計のブランドをチェックしておきましょう。ブランドの壁時計は、贈り物にしても喜ばれます。
セイコー(SEIKO)
日本の時計ブランドで思い浮かぶひとつは「セイコー」でしょう。セイコーの壁時計はシンプルでインテリアを選ばない馴染みやすいデザインと実用性にすぐれたものが多いのが特徴です。日付の表示や温湿度計、周囲が一定の暗さになると秒針が自動でとまる「おやすみ秒針」など、さまざまな機能を搭載した壁時計が販売されています。
ディズニーのキャラクターがデザインされたものもあり、あらゆるニーズにこたえています。
インターフォルム(INTERFORM INC.)
神戸発のインテリア用品を手掛けるブランド「インターフォルム」。デザイン性にすぐれた壁時計を多く手掛けています。ほかにはない個性的なデザインのものも多く、自分らしいインテリアにこだわりたい人にもセンスのよい贈り物としても重宝されそう。
壁時計と置時計の2ウェイで使えるものや日付を表示するものなど、機能面も充実した商品がそろっています。
レムノス(Lemnos)
デザインクロックを中心としたライフスタイルアイテムを販売する日本発のデザインメーカー、タカタレノムスが手掛けているブランドが「レムノス」です。デザイン性にすぐれた壁時計を豊富にとりそろえています。シンプルで高級感のある壁時計が多く、贈り物にもぴったり。
インテリアを問わずに合わせやすい商品がそろっています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)