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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子
武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。
音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。
現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。
本記事では、ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんと編集部が選んだコルネットのおすすめ商品を紹介します。コルネットの種類や選び方も詳しく紹介しています。通販サイトの最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ筋や口コミを確認してみてくださいね。
コルネットの種類
まず、コルネットの種類について見ていきましょう。
コルネットは大きく分けて、ソプラノコルネット(E♭コルネット)とB♭コルネットの2種類があります。
E♭コルネット(ソプラノコルネット)
ソプラノコルネット(E♭コルネット)は、ブラスバンドのなかでも最高音域を受け持ちます。B♭コルネットよりも完全4度高い音を出し、フルートやピッコロの役割をすることも。
その音色は輝かしくて明るく、バンド全体の響きを引き締めるのに欠かせません。ブラスバンドにおいて、多彩な表現を可能にする美しい音色は歌姫のようです。
B♭コルネット
B♭コルネットには、ショートコルネットとロングコルネットの2種類があります。それぞれの違いについて見ていきましょう。
▼ショートコルネット
ショートコルネットは、全体的にコンパクトなつくりになっており、管の曲がりが多いという特徴があります。
コルネット特有のやわらかい音色を持ち、英国式金管バンドで多く使われていたことから、「ブリティッシュタイプ」と言われることもあります。
現在多く生産されているタイプのコルネットは、こちらのショートコルネットです。
▼ロングコルネット
ロングコルネットは、管の曲がりが少なく円錐の度合いも小さいという特徴があります。そのため、見た目はトランペットにとてもよく似ています。
吹奏楽やジャズで、トランペットよりもやわらかい音を求められるときに使われる楽器です。
ディキシーランドスタイルのジャズなどで用いられることが多かったため、「アメリカンタイプ」と言われることもあります。
メーカーや値段もチェック!
コルネットの選び方
それでは、コルネットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の2つ。
【1】品質に定評があるメーカーを選ぶ
【2】できれば試奏してから選ぶ
上記の2つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】品質に定評があるメーカーを選ぶ
コルネットにはさまざまな価格帯があります。値段が魅力的でも音程がずれてしまったり、ピストンがしっかりと動かなかったりと、演奏をしてみることで少し不具合を感じるものも。
コルネットを購入しても、まともに演奏できなければ意味がありません。そのため、価格だけで選ぶのではなく、品質に定評があるメーカーのものを購入してください。
【1】最初から高すぎるコルネットを選ばない
品質がよいブランドもののコルネットは、1本あたり数十万円するものもあります。初心者の方が、いきなり高すぎるコルネットを購入するのはあまりよいとは言えません。
高価で品質がよいコルネットは、使われている材質によっては素人では音が出にくいつくりになっていることもあります。思うように吹けなければ、難しいと感じて挫折してしまうかもしれません。
ブランドもののコルネットでも、リーズナブルな価格で売られているものは多くあります。まずは初心者向けのモデルなどを購入して、練習をしてから徐々に段階を踏んでいきましょう。
【2】できれば試奏してから選ぶ
コルネットはメーカーやモデルごとにつくりがこまかく異なっているため、なるべく一度試奏してから購入するとよいでしょう。
近くにコルネットを複数取り扱っている楽器屋さんがあれば、試奏したいことを店員さんに伝えてみてください。
ほとんどの場合は快く試奏させてもらえるはずです。そして、試奏してからネットショップなどでコルネットを購入しましょう。
ただし、人によってはコルネット未経験で試奏ができないという方もいるかもしれません。このような場合は、先に紹介した選び方のポイントを踏まえてコルネットを選んでください。
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務がアドバイス
コルネットは吹奏感やレビューを確認して購入を
【エキスパートのコメント】
やわらかい音色が特徴の金管楽器、コルネット。見た目はトランペットに似ていますが、力強さというよりはふくよかでまろやかな高音を奏でられることが特徴です。
選ぶ際は、できれば数本試奏をして、吹き心地を確かめられるとよいでしょう。通販サイトのレビューをよく確認するのもおすすめ。お気に入りの楽器を見つけてください。